1月3日に横浜市神奈川区の京急子安駅から大口・妙蓮寺・白楽・反町・横浜(これらは東京急行電鉄やJR東日本の駅名です)とウォーキングした。3日のブログにも書いたけれど、京急子安駅の改札は京浜急行線とJR東日本の線路に挟まれた「中州」にあり、その中州を数百メートル東京方面に進むと、二つの線路のあいだに隙間がなくなる。その隙間がなくなるぎりぎりまで一列に家が並んでいて、そこを歩きながら、そういえば村上春樹の小説にそんな場所の話があったことを思い出した。 そのあと調べたら、ショートショート集の「カンガルー日和」に収録されている「チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏」という話がそれだとわかった。初出は…