レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」(2017)です。 タイ映画です。このブログでは、タイ映画は「地球で最後のふたり」一本しか紹介していません。この作品は少し変わったラブストーリーでした。 でも、この作品は違います。タイの女子高校生が主人公で、組織的なカンニングを行って大金を稼ぐクライムサスペンスです。斬った張ったは無くて頭脳戦です。加えて、この監督ナタウット・プーンピリヤ、よくサスペンス映画、特にヒチコックを勉強しているようで見ていて楽しくなります。更にタイの高校、社会、教育制度、実態が生き生きと描けているのが…