大手住宅メーカーの住友林業が、 長期ビジョンと中期経営計画を公表した。 この長期ビジョンの発表の席上、光吉社長は「森林は生物多様性など、さまざまな価値があり、二酸化炭素の吸収を手始めとして、森林が供給する価値をより多くの人に知っていただきたい」と話したという。 (資料:住友林業「脱炭素にむけた長期ビジョン」) 住友林業は「今後半世紀にわたる課題は脱炭素」と指摘する。そして、2050年のカーボンニュートラルの達成には、「森林によるCO2の吸収量をいかに増やせるか」という。 そのために、国内外で大規模な森林の保護や管理を目的に、ファンドを設立するそうだ。 NHKによれば、ファンドの規模は1000億…