横浜開港後、日本を訪れた多くの欧米人が、地面が揺れるという体験に驚愕した。 その一方で、大地の巨大なエネルギーを直に思い知らせるこの自然現象に強い興味を抱いたに違いない。 そもそも欧米では地震が少ないのだ。 1880年(明治13年)に工部大学校(後に東京大学と合併)のジョン・ミルン等が創設した「日本地震学会」の1881年12月の会員数は117名。 そのうち日本人は37名、在外会員18名、残りの62名は日本に在住する外国人達であった。 ちなみにこれは世界初の地震学会で、結成の契機となったのは1880年2月22日 に横浜で起きたマグニチュード5.5〜6.0の地震であったと言われている。 § 190…