『Splatoon(スプラトゥーン)』におけるガチマッチのルールのひとつ。
「ガチエリア」「ガチヤグラ」に続く第3のルール。
5分以内にステージ中央に配置されたガチホコを奪って、相手陣地のゴールに運び込むと勝利。
ガチホコはシャチホコのような形のオブジェクトで、最初はバリアで守られているのでそのままでは奪えない。どちらかの陣営が一方的にダメージを与えることでバリアが爆発し、ガチホコが露になる。
バリア自体に攻撃判定があり、爆発の際には割った陣営のインクをかなり広範囲にまき散らすので、撃ち負けた側の陣営は要注意。
バリアを破壊したガチホコを奪わずに放置しておくと、ガチホコは初期位置に戻されてバリアも復活する。
ホコを奪ったプレイヤーは強制的にガチホコショットでの攻撃となり、本来のメイン・サブ・SPは使用できなくなる。奪ったガチホコを任意に手放すことはできない。
ガチホコは時限爆弾でもあり、奪った瞬間から自爆までのカウントダウンが始まってゼロになると爆発し、担いでいたプレイヤーはミスとなる。
ガチホコショットはチャージ式で、トリガーを押してチャージしている間は歩行速度が極端に遅くなる。
発射すると「Splatoon」ではスーパーショットに似た竜巻状のショットが、「Splatoon2」では放物線を描くブラックホール状のショットが飛ぶ。どちらも殺傷力は高いが癖の強い性能で、使いこなしには熟練を要する。
ホコを持ったプレイヤーには位置を知らせるマークがつくが、センプク状態ではマークも隠れる。
メイン武器と関係なく移動速度はガチホコ専用の速度となる。ヒト速度アップ・イカ速度アップなどのギアの効果は有効。スーパージャンプは一切できなくなる。
ガチホコを担いだ状態で相手陣地のゴールに接近するとカウントの数字が小さくなる。
カウントは必ずしもゴールまでの直線距離ではなく、ステージによって細かく設定されている。ルートによっては一気にカウントを稼げるショートカットを見つけることが重要となる。
自軍側に持ち帰ってもカウントが進むことは原則的になく、さらにあまりに自軍側に近寄ると「戻りすぎ注意!」と警告が出て自爆カウントの進みが早くなる。
また、自陣に逃げ隠れできない様に、立ち入り禁止ゾーンが設定されている場合がある。ここに進入しても自爆カウントの進みが早くなる。
ガチホコを担いだプレイヤーはやられるまでホコを手放すことはできない。
敵にやられるとその場にホコが置かれた状態になり、バリアで守られる。
ホコを持った状態で落下死などの自殺行為を行った場合、中央より敵陣寄りならば同じくその場にホコが置かれた状態になる。中央より自陣側で自殺した場合、ホコは初期位置の中央に戻される。敵に押し込まれた状態で場を仕切り直すために自殺が有効な場合もある。
ホコの自爆カウントがゼロになると、バリア破壊と同等の爆発で自分と周囲のプレイヤーを巻き込んでミスとなり、ホコは中央に戻される。
ゴールにガチホコを設置することでノックアウト勝ち。
制限時間内によりカウントを進めた方が勝ち。
相手と同カウントでガチホコを失った場合、後から追いついた方のカウントが1増やされる。
時間切れの時点で負けている側がホコを担いでいる場合、そのホコが失われるまでは時間延長となり逆転を狙える。
時間切れ直前に勝っている側がホコを失った場合も延長となり、一定時間内に負けている側がバリアを破壊して奪えば同様に逆転を狙える。この時、勝っている側がバリアを破壊すればその時点で終了。