読む方は遅々として進まずで、積読本ばかりが増えるのでありますが、それ でも気になる新刊(ほとんどは文庫であります)の広告を目にしますと、これは 買わなくてはと思うことです。 2月はちくまの長谷川四郎さん、新潮文庫の「火山のふもとで」があって、 どちらも文庫がでるのを待っていたものです。 さて、これから3月にかけての新刊というと、次のものが楽しみであります。 どちらも新潮文庫となります。 族長の秋 (新潮文庫 カ 24-3) 作者:ガブリエル・ガルシア=マルケス 新潮社 Amazon マルケスの「族長の秋」というと集英社からの出版物というのが当方の理解で あります。ずっと昔に集英社からでたラテン…