ガブリエル・ガルシア=マルケスの中篇小説「大佐に手紙は来ない」(ガルシア=マルケス中短篇傑作選 (河出文庫) 原タイトル:El Coronel No Tiene Quien le Escriba , 1961)を読みました。『百年の孤独』の余韻が冷めやまぬうちになんとか読み終えました。『百年の孤独』の6年前にかかれたという本作は、リアリズムに徹したわりと地味な作風だが、すでにあのマジックリアリズムの片鱗がわずかに感じられる。『百年の孤独』の舞台地マコンドや、アウレリャノ・ブエンディア大佐(主人公の大佐ではない)、そして自動ピアノや絨毯、サーカスが登場するあたりは、ワクワクしながら読んだ。どちら…