オオキツネタケを含むLaccaria属は、動物の死体分解跡や放尿あとに好んで発生するアンモニア菌の仲間と言われています。 また、キツネタケというきのこは、外生菌根菌を形成するグループともいわれており、生き物としてみるとなかなか興味深い仲間の一つです。なお、このキツネタケ、オオキツネタケ、カレバキツネタケなどの種類が知られていますが、実際に野外で観察していると、国内には、まだまだ未知種があるのだろうなぁと。感じています。 これは、かつて兵庫県の神戸市を訪れた際に見つけた個体です。非常に立派な個体だったので記念に撮影しました。 神戸市森林植物園モミの林床にて(a) 撮影日:2004.5.8 神戸市…