キハ10系気動車は、国鉄が1958年に開発した車両で、1953年までに728両が製造されました。 国鉄の量産形気動車としては初めて液体変速機を採用し、複数車両の総括制御が容易に行うことができるようになりました。 併結運転を前提とされたことから前面は貫通型となり、客室側窓がHゴム支持固定・下段を上昇式としたいわゆる「バス窓」となっているのが外観上の特徴です。 NゲージではTOMIXがハイグレード仕様で複数の型式を製品化されていますが、そのうち所有しているのは、両運転台のキハ10形(T車)とキハ11形(M車)の各1両ずつで、はくつる鉄道ではこの2両をほぼ固定編成として運用されています。 キハ11形…