NCMの各機能の目次はこちら レポート機能 キャパシティプランニング リソースの非効率性の検出・適正サイジング 非NCI環境におけるESXiのサポート ローコード/ノーコード運用のオートメーション IT運用のためのSQL Serverモニタリング アプリケーション検出 機械学習による自己調整 プライベートクラウド向けコストメータリングマルチクラウド可視化と最適化 予算編成とチャージバック セルフサービス(Self-Service) セキュリティ コンプライアンス はじめに 前回の記事では、NCM(Nutanix Cloud Manager)ライセンスの「レポート機能」をご紹介しました。 今回ご…
小西秀和です。 今回は新しく追加されたAWS認定であるAWS Certified AI PractitionerとAWS Certified Machine Learning Engineer - Associateに私が合格するまでの学習過程で得られたナレッジを「AWSに関するAI・機械学習用語集」として、ざっくりとまとめてみました。 この「AWSに関するAI・機械学習用語集」の内容は、日本の「技術書典17」向けに個人出版として共著した「AWSの薄い本の合本Vol.01」における「クイズで学ぶAWSの機能と歴史:厳選『機械学習』編」の問題・解答にも使用しています。 短時間にAI・機械学習の用…
スプリントプランニングで、プロダクトバックログアイテムの完成を少し改善した。 スプリントプランニングの内容 改善前のスプリントプランニングで実施している内容を簡単に記載する。 チケットの優先度をつける。 あらかじめバックログは準備されている。 見積もりをする。 プランニングポーカーをする。リモートでプランニングをしているのでParabolを利用している。 キャパシティプランニングをする。 下記に記載している計算式でベロシティを算出して、スプリントで対応するチケットを決定する。 スプリントのテーマ(ゴール)を決める。 スプリントレビューでデモをすることを決める。 アサインをあらかじめ決める。 ス…
先日、OpenTelemetry Meetup 2024-11に参加してきました。久々のオフラインイベントで非常に楽しく、参考になる話が多かったので久しぶりに参加レポートブログ記事を書くことにしました。 イベントページ opentelemetry.connpass.com OTel Collector (多段構成)で TailsamplingとSpanMetricsを両立させる speakerdeck.com (gumamon33さん) 多くの組織では、問題のあるリクエスト(エラーや遅延など)に関連するトレースの収集が重要課題となっています。この課題に対してTailsamplingは効果的な解…
はじめに こんにちは、FAANS部バックエンドブロックでFAANSのバックエンドシステムの開発と運用をしている田島です。 2021年11月にZOZOTOWNとアパレルのブランド実店舗をつなぐOMOプラットフォーム「ZOZOMO」が始動しました。FAANSは、ZOZOMOで展開するサービスの1つで、ブランド実店舗で働くショップスタッフ専用の販売サポートツールです。FAANSは2022年8月の正式版リリース以来、これまで様々な機能をリリースしてきました。以下はその一部です。 投稿機能: ショップスタッフが自身で自社のアイテムを着て撮ったコーディネート画像やコーディネート動画といったコンテンツを複数…
市場規模 世界の航空会社路線収益性ソフトウェア市場規模は、2023年に111億米ドルに達しました。今後、IMARC Groupは、市場が2032年までに264億米ドルに達すると予測しており、2024年から2032年までの年平均成長率(CAGR)は10.11%と見込まれています。航空業界における複雑性と競争の激化、革新的な技術の採用増加、そして利便性を提供する航空旅行への需要の増加は、市場を牽引する主な要因のいくつかです。 航空会社路線収益性ソフトウェアは、航空会社が運航するさまざまな航空路線の財務的実行可能性を評価するために設計された専門的な分析ツールです。包括的なデータ分析により、個々の路…
市場概要 IT運用分析市場のグローバル市場は、予測期間中の年平均成長率(CAGR)36.6%で、2024年の268億米ドルから2029年には1274億米ドルに成長すると予測されています。 IT運用分析は、IT環境の管理において、円滑なプロセスを確保するために必要です。ITOAは、ビッグデータ技術を中核として、システムパフォーマンスに関するリアルタイムの洞察を提供し、ITチームがミリ秒単位で問題を診断し、サービスを迅速に復旧して、ダウンタイムやサービスの中断を削減することを可能にします。また、日常的なモニタリングを自動化し、変化する需要に対する可視性を高め、潜在的な問題を予測することで、IT運…
市場概要 グローバルなマネージドサービス市場規模は2023年に2990億1000万米ドルと推定され、2023年から2030年にかけては年平均成長率(CAGR)13.6%で成長すると予測されています。 マネージドサービスは、ダウンタイムの無駄を削減し、アプリケーションのテスト、サービスカタログの構築、専門家のコンサルティングなど、カスタマイズされた付加価値サービスを提供します。複数のモニタリングツールと、独立したチームによって管理されるインフラストラクチャの複数のレイヤーが市場の成長に貢献しています。さらに、インフラストラクチャを合理化し、コストを削減するために、世界中の企業がクラウドプラット…
処方箋データ基盤チームでエンジニアをしている岩佐 (孝浩) です。 2024年6月に入社し、薬局の処方箋データを扱うプラットフォームの構築に携わっています。カケハシには「岩佐」さんが複数名在籍しており、社内では「わささん」と呼ばれています。 この投稿では、処方箋データ基盤チームが提供する「しなやかなプラットフォーム」について、技術トピックも交えて紹介します。 この記事は秋の技術特集 2024の12記事目です。 処方箋データ基盤チーム紹介 プラットフォーム紹介 構成 特長1: しなやかさ 特長2: 処方箋データの安全なアップロード 特長3: 処方箋データの高い耐久性 特長4: イベント駆動型アー…
本日は人生の数ある選択肢のなかから、こちらのブログを読むという行動を選んでくださいまして、まことにありがとうございます。 はじめに プログラミングの世界には多くの指針や原則が存在します。Chris Zimmerman氏の「The Rules of Programming」(邦題:ルールズ・オブ・プログラミング ―より良いコードを書くための21のルール)は、不変の知恵を凝縮した一冊です。これらの原則は、多くの開発現場で活用できる有益な内容となっていると思いました。 The Rules of Programming: How to Write Better Code (English Editio…
負荷テストいつ向き合う?基礎から実践事例まで に参加しました。簡単に所感をまとめます。 findy.connpass.com 所感 負荷テストのアンケート結果、負荷テストのイベントでのアンケートなので多少偏りはあるかもだけど、他社の状況を知ることができてありがたいです。ツールは現時点では jmeter の割合が多いけど、他のツールと組み合わせて使うこともあるのね。 負荷テストの困りごとは共感するところが多い。負荷テストは、通常の開発スキル以外にも、負荷テストの実行やテスト結果を分析してチューニングするところまで必要なので、確かに求められるスキルは広いのかもしれない。 あと、負荷テストの目的とし…
こんにちは!イーゴリです。下記の記事の続きになるので、最初に必ず下記の記事をご覧ください。 パート1: セキュアなAWS環境の設計についての解説 blog.serverworks.co.jp パート2: AWS環境のセキュリティ対策についての解説 blog.serverworks.co.jp インターネットの初期の設計時には、セキュリティが最優先されていませんでした。1970年代から1980年代にかけて、インターネットの前身であるARPANETやTCP/IPプロトコルが開発された当初、研究者たちは主に接続性とデータ交換の効率を重視していました。その結果、セキュリティの観点が後回しにされることに…
キャパシティプランニングの目的の一つに関する記述のうち,最も適切なものはどれか。 応答時間に最も影響があるボトルネックだけに着目して,適切な変更を行うことによって,そのボトルネックの影響を低減又は排除することである。 システムの現在の応答時間を調査して,長期的に監視することによって将来を含めて応答時間を維持することである。 ソフトウェアとハードウェアをチューニングして,現状の処理能力を最大限に引き出して,スループットを向上させることである。 パフォーマンスの問題はリソースの過剰使用によって発生するので,特定のリソースの有効利用を向上させることである。 解答・解説 (adsbygoogle = …
信頼性の追求というのは、決して完璧を求めることではありません。完璧な可用性を追求するのではなく、ユーザーの満足と、限りあるリソースのバランスを取ることこそが重要です。このバランスを取るための一つのツールが、SLO(Service Level Objectives)です。 はじめに 「Implementing Service Level Objectives」は、現代のソフトウェアサービス管理において不可欠な概念の一つであるSLO(Service Level Objectives)の実装と運用に関する包括的なガイドブックです。本書は、SLOの基本概念から実践的な導入方法、組織文化への浸透まで、幅…
こんにちは、エンジニアの田中です。BIチームで主にデータパイプラインの構築やBIダッシュボードの作成を行っており、気づけば配属されて丸2年経ちました。 先日『入門 監視―モダンなモニタリングのためのデザインパターン』(Mike Julian著, 松浦 隼人訳, オライリー・ジャパン)を読みましたのでまとめます。 本記事はFLINTERS BASEブログ祭りの一環として書いたものです。テーマは #技術書 #監視 #読書メモ です。
市場概要 通信におけるAIの世界市場規模は2022年に14億5000万米ドルとなり、2023年から2030年にかけて年平均成長率(CAGR)28.2%で成長すると予測されている。電気通信は、顧客体験の向上やネットワークの信頼性向上など、ビジネスのさまざまな局面で人工知能(AI)を活用する急成長産業の1つである。電気通信企業は主に顧客サービス用途でAIを利用している。例えば、チャットボットやバーチャルアシスタントは、多くのインストール、メンテナンス、トラブルシューティングのサポートリクエストに対応している。また、バーチャル・アシスタントはサポート・クレームへの対応を拡大・自動化し、カスタマー・エ…