Carrie
狂信的な母親に育てられたキャリー・ホワイトは、孤独ないじめられっ子の高校生。だが彼女には秘密があった。念動能力(テレキネシス)の持ち主だったのだ。
スティーヴン・キング原作、ブライアン・デ・パルマ監督による名作青春ホラー『キャリー』のリメイク版。
SUNSOFTのファミリーコンピュータディスクシステム用ソフト『デッドゾーン』[SSD-DZN]に登場するロボット。製作者はカーク・マックレー(27)。カークが婚約者のマリー・ブラント(26)に贈ったプレゼント。人語を解し、ディスクシステムを通して「きゃりーどえーす」と喋る。
ライオネックスの廃棄所でカークと再会し、カークを補佐した。何故か、おにぎりも収集する。
投資用語。ポジションを保有し続けること、または価格変動以外の、ポジションを保有し続けること自体に伴う損益。いわゆるインカムゲインと似ているが、インカムゲインは投資した有価証券の利息配当収入のみを指すのに対して、キャリーは資金調達コストも含めたポジション全体の損益を指す。損となる場合はキャリーロス、キャリーコスト、益となる場合はポジティブキャリー、キャリー益等と言う。キャリー益を生むことが目的の取引をキャリートレードと言う。
例えば株を信用で買う場合、買い入れ資金を借りて調達しているため、買い持ちを続けるためには利息の支払いが必要であり、これがキャリーコストとなる。株価変動による損益とは別にポジションを維持することで常に発生する費用である。
金利の安い通貨(たとえば日本円)で資金調達し、金利の高い通貨(たとえば米ドル)で運用して為替変動のリスクをとりつつ金利差を稼ぐ為替取引が、一般的に知られているキャリートレードの例。
Carrie
いじめられっ子の高校生キャリーは、狂信的な母親に育てられた為に性に対する知識も無く、初潮を迎えた日に動揺し、クラスメイトにからかわれてしまう。いじめに参加したスーは反省し、彼女をプロムナイトに出演させようとする。だがいじめっ子たちの卑劣な陰謀は、プロムナイトで最高潮に達しようとしていた。
スティーブン・キング初のベストセラーを映画化したオカルト・ホラーの大ヒット作。ブライアン・デ・パルマの名前も一躍一般的な名前にし、ここからウィリアム・カット、ジョン・トラヴォルタ、ナンシー・アレンらのスターも出た。原作では町全部が崩壊するのに、低予算映画だった為に体育館と家一軒だけが崩壊するだけだったりするが、事件の報告書が随所に挿入される体裁の原作に比べ、映画の方がすっきりしていて、登場人物への感情移入も出来易くなっている。
デ・パルマの演出は人物描写も説得力があり、スリリング。特にクライマックスのプロム・ナイトの場面は、お得意のスローモーションやスプリット・スクリーンを駆使して緊張感を盛り上げ、その後の惨劇に繋げるのが非常に上手い。映画史に残る場面と言えよう。
キャリー役のシシー・スペイセクとその母親役パイパー・ローリーは共に熱演で、強烈な印象を残す。ローリーは『ハスラー』完成後に引退していたのだが、この作品で女優に復帰、後年は『[ツイン・ピークス]]』などにも出演するようになる。
2013年にクロエ・グレース・モレッツ主演でリメイク版が公開される予定。
駆け出しの作家だったスティーブン・キングは書く本書く本全く出版社に売れず、家計は火の車で子供の薬代にも事欠くくらいの赤貧状態だった。妻のタビサはドーナツ屋でバイトして何とか糊口をしのいでいたが、ある日くずかごから書きかけの原稿を発見する。女子高生が高校のシャワー室で初潮を迎える場面で、キングは自分が高校の女子更衣室やシャワー室を何も知らないことに気付き、放り出したのだ。だがタビサは夫にこれから先も書くように勧め、これがベストセラー作家への最初の一歩を記すことになる。また本書は映画製作時の宣伝方法で、映画と原作のタイアップ戦略の先駆けとなった。
*1:刺激の強い殺傷及びヌード描写がみられ、標記区分に指定します。(映倫データベースより)