■疲れた体にスパイスはいい。 10時近くに過ぎ降り出した雨は、激しさを増すばかり。 元々ぬかるんでいた地面に刺したペグは風の勢いで吹き飛ばされ、土砂降りの中、木にロープを縛り付ける。 流れる雨水に地面がゆるみポールが傾く。足で挟んで支え、ひたすら雨と風が収まるのを待つ。 夜半近くになると風も収まり出し、いつしか眠りに落ちていた。 足でポールを支える ●静かな夜明けと鶯の声 鶯の鳴き声に目を覚ます。4時半だ。 夜明け前。1時間おきに目も覚めるし、もう起きよう。 昨夜の暴風雨が嘘のような静かな朝。 夜明け前 よれよれのテント。 頑張ってくれて感謝。いや、むしろ設営の甘さを反省。 よれよれ まずはル…