先日、出張先のシネコンで映画『オッペンハイマー』(2023年、監督:クリストファー・ノーラン)を鑑賞。「原爆の父」として知られ、広島・長崎に投下された原爆の開発を率いた理論物理学者・ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記映画。主演はキリアン・マーフィー。アメリカでは2023年夏に公開され注目されたが、日本人のとってはセンシティブな内容だとみなされたのか、日本公開は未定だった。その後、作品がアカデミー賞を総なめにして、ようやく日本公開が決まったいわくつきの映画。www.youtube.comとにかく観るのにエネルギーが必要な作品。上映時間が3時間であることに加え、時間軸が複雑に交錯し、登場…