おれは昔『キング・ナレスワン』シリーズを観て、タイ映画の醍醐味を知った。歴史大作映画を面白く楽しんだだけなのに、観終わってみると、思ってもみなかった嬉しい収穫があった。それは、仏教解説書などいくら読んでもわからない、上座部仏教の普及によって、東南アジアに形成された、独自文化圏の空気感をちょっと知ったことだ。おれにとって、これは得難い体験だ。 ウィキペディア「キング・ナレスワン」より引用させていただきます。 …1590年から1605年の間シャム王国を治めた王ナレースワンの人生を描いた歴史大作。 2001年の作品『スリヨータイ』に続く、タイ映画史上最大級の制作費が投じられた作品。… www.you…