EVGENY KISSIN エフゲニー・キーシン 1971- モスクワ生まれ ピアニスト・作曲家 11歳で初ソロリサイタルを開き、12歳でのモスクワ・フィルとの共演で注目されるようになった 1986年、15歳で初来日。ショパンだけで編んだプログラムを開き大好評を博する 2003年も来日。東京・大阪など全国7都市8公演を行った ずば抜けた演奏技術、聴覚の限界を突破させる表現力はもちろんのこと、その研ぎ澄まされた髪型にも注目が集まる
ショパンプレリュード17番の進捗状況 ゆっくりで弾く20世紀の巨匠、クラウディオ・アラウ 速めで弾く現代屈指のピアニスト、キーシン グレッグ・ニームチュクのチュートリアルで学ぶ ショパンプレリュード17番の進捗状況 1月23日から練習を始めたショパンプレリュード17番。もう一つのレッスン課題であるシンフォニア3番が難航しているため、前々回のレッスンでは5分しかみてもらえず、前回はまったくみてもらえていない、という不遇の待遇を受けている。 たしかに譜読みには苦労した。右手左手が交差する箇所が多く、「ここは左手で弾いたほうがええんちゃう?」とか「ここの右手部分は下の部分を左手で弾いたほうがいいかも…
前回の記事からのキーシン続きです。 ベルリンフィルハーモニーであったキーシンのコンサートからいくつかの写真。 私はキーシンとお仕事で関わるまでキーシンのコンサートにも、ろくにピアノのコンサートにも行ったことがありませんでした。 ここの座席は当日券で販売される座席ですが良いと思いませんか? 舞台にあるのでキーシンの演奏が目の前で見れます。 しかも座る席は自由に選べます。 もう少し右側に座ればよかったな。 そうしたらキーシンの手元がもっとはっきり見えるから。 コンサート前の会場 やはり生演奏は迫力がありますね。 何のコンサートでも会場と一体化する感覚は現地でしか味わえないものです。
うちの会社はしばしば音楽家の方とお仕事を共にすることがあります。 それも結構名の知れた音楽家の方とお仕事することが多く、ピアニストのキーシンやバイオリニストのアネ・ソフィー・ムターさんなど定期的にベルリンにいらっしゃる音楽家の方が多いです♪ 今回はキーシンのメッセージを初公開。 私が入社して間もないころに社長がキーシンに頼んで書いてもらったメッセージ。 ドイツ語で書いてくれました。 Mit meinen besten Wünschen 日本語に翻訳するのがなかなか難しい言葉です。 「ご活躍をお祈りいたします」とか「幸せをお祈りいたします」とかとかいろんな意味にとらえられます。 自分の好きなよう…
2021年11月17日 エフゲニー・キーシン ピアノリサイタル サントリーホールバッハ(タウジヒ編) トッカータとフーガ ニ短調モーツァルト アダージョ ロ短調ベートーヴェン ピアノソナタ第31番ショパン マズルカ集より、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ いやあ、凄かった。唖然とするくらい凄かった。このピアニストが凄いということはとっくに知っていたが、やっぱり凄いことを再認識したリサイタル。 キーシン、今、絶頂期、全盛期を迎えているのではないだろうか。(今年に恩師を亡くし、本人は失意の中にいるのかもしれないが。) 世界最高のピアニストといえば、現役ではポリーニ、アルゲリッチの二人…
どうも!母ちゃんです。 先日ブログにも書きました!エフゲニーキーシンさん! romie1031.hatenablog.com ボクは、心にバーンって響くと!あっという間に吸収するタイプ。 でも、なかなかバーンと来ないからかな? ピアノは限りなく嫌いに近く、ただ譜面通り弾くと言った感じ。 でも、このキーシンさんのおかげで最近は絶好調に練習してくれます! www.youtube.com 『練習させる?させない!』この問題にずっと悩んでいたので、 めちゃくちゃキーシンさんに感謝しております。 毎日ベートーヴェンのトルコ行進曲を楽しく練習しております。 上のキーシンさんのバージョンではないのですが、い…
もう、15年以上も前の話。シンポジウムでオーストリアのウィーンに10日間ほど行った ことがあります。なんせドイツ語圏なので結構、困った部分もあったのとウィーンは馬 車が多くて、想像もしてなかったほど馬フンが街中に沢山あって自分にとってはウィー ンは決して素敵な街には思えなかった記憶があります。それでも何か記憶に残ることを と思い、コンセルトヘボウでキーシンのピアノコンサートがあると知り、行ったことが あるのです。キーシンの名前は知っていましたし、ブーニンよりも好きなピアニスト だったので。 それでピアノ独奏会に行ったのですが、席は満席。かなりの人数の方がコンサートに来 ていました。感想は初めて…
来月10月3日から、ポーランドのワルシャワでショパンコンクールの第一次予選が開始されます。日本からは14名が挑戦します。中国のコンテスタントは22名と最大。アルゲリッチが審査員を途中辞退したことが話題となりました。日本からは日本ショパン協会会長の海老彰子さんが審査員入りしました。 Chopin Piano Competitionのホームページは次のURLからアクセス出来ます。 https://chopin2020.pl アルゲリッチが以前ワルシャワで、ショパンのコンチェルト1番を弾いた映像を見ました。 Martha Argerich (piano) plays Frédéric Chopin’…
キーシン、36歳でのベートーヴェンピアノ協奏曲の録音。流麗に響くピアノは自分好みの音。オーケストラとの統一感も十二分に感じられる。カデンツァにおいても奏者のオーバープロデュースにならない抑制の効いた演奏を楽しむことが出来た。キーシンのピアノを初めて聴いたのはアバドとベルリン・フィルとのコンビネーションでのことだったけれども、それに比較するとコンパクトなオーケストレーションになりがちなロンドン交響楽団とのバランスが上手く図られている。オケに合わせるのが得意な奏者なのだろうか、といった印象。いわゆる「大家」の演奏をこれまで聴くことが多かったベートーヴェンのピアノ協奏曲だけれども、若い演奏も実にはつ…
さるホールのスタンウェイピアノの感想について スタンウェイ・アーティストとは? 小曽根真さんによるスタンウェイ vs ヤマハ 比較論 【自撮り動画】スタンウェイでジャズを弾いてみた さるホールのスタンウェイピアノの感想について きのうはいきおいで、さるホールのスタンウェイピアノの音が大したことなかった、と書いてしまった。 それでひょっとして、さる筋(どんな筋?)から苦情がくるのではないか?と考えると午前中はビビってしまった。 しかし午後、こんなマイナーなブログで素人のおばさんが書いていることに、さる筋が本気で受け取るはずがない、という気になってきた。 こういうのはたいてい、期待していた三ツ星レ…
ザルツブルク音楽祭2021エフゲーニ・キーシンピアノリサイタル を見る。牡蠣入りお好み焼きを焼く。ビーフカレーを作る。魔法使いの嫁を見る。
ベートーヴェン《闘いの人生の末に辿り着いた静かな境地》「ピアノ音楽の新約聖書の執着点にして、未来への扉をひらく革新的な後期三大ソナタを」 今回のL.F.J.では諸般の事情から、三日間それぞれ一公演を選んで聴くことにしました。第三日目は何にしようかと思ってプログラムを見たら、ベートーヴェンの最後のソナタ三曲を演奏するというのが有りました。これは聞き逃せない。アンヌさんというフランスの年配のピアニストです。でも午前中の10時からの演奏会なのです。自分は横浜なので、10時に有楽町に着くには、若い時には当たり前の様に行けましたが、今はかなりきつくなっている。最近は遅起きで、朝6時のラジヲ体操も出来ない…
01(1985.01) 『チャンドス卿の手紙』から『バラの騎士』へ 02(1985.02) ヴァーミリオンサンズの光 03(1985.03) ラヴェルの歌 今回はフランス語のお勉強をかねて··· 04(1985.04) アンチ・ディーヴァ カストラートの夢 05(1985.05) ニューヨーク日記から 06(1985.07) ビリティスの歌 再びフランス語のお勉強をかねて 07(1985.08) スクリアビンのエクスタシー 08(1985.09) ヴェネツィア──浮かぶ劇場 09(1985.11) 禿の女歌手──ブリジット・フォンテーヌ 10(1985.12) 彗星の交叉 シュヴァルツコップ/…
ベスト8以上の超一流プレーに酔う NHKニュースで知ったアルゼンチンの応援歌 恋の歌がアルゼンチンの応援歌になった 「Muchachos, ahora nos volvimos a ilusionar」(みんなまた期待が高まったぞ)を聴いてみて ベスト8以上の超一流プレーに酔う ふつうのサッカーファンでない日本人なら、日本が敗退したFIFAワールドカップ2022にはもう興味はないと思う。しかし、私は日本が敗退したそのあとも、ゲームに熱中し、ベスト4の試合では、2試合連続で朝4時に起きてテレビの前に座ることになり、今、もう生活のリズムが狂ってヘロヘロだ。ひょっとして、私はサッカーファンなのではな…
2022年11月19日 イゴール・レヴィット ピアノリサイタル 紀尾井ホールベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第5番、第19番、第20番、第22番、第23番「熱情」 コロナによる延期を経た上で開催されたレヴィットのベートーヴェン・ソナタプロジェクト。2年間全4回のシリーズで、そのうちの2回が18日と19日の連日で行われた。二日目だけを聴いたが、できれば両日とも行きたかった。 日本における知名度では、ツィメルマン、キーシン、内田光子、シフなどといった名匠に肩を並べるには至っていないが、レヴィットは紛れもなく名ピアニストである。私自身、これまでに3回しか実演に接しておらず、それだけで断言するのは若干…
最近の練習メニュー どういう曲を弾きたいか キーシンの「ロンド・ア・カプリッチョ」 イングリッド・マルソナーの「ロンド・ア・カプリッチョ」 最近の練習メニュー まったくご参考にならないとは思うが、最近の私のピアノ練習メニューをここでご紹介。 クラシック編 15分 ツェルニー左手のための練習曲 15分 バッハ シンフォニア1番 15分 バッハ シンフォニア2番 15分 ドビュッシー パスピエ ここまでで1時間。お茶休憩のあと、 30分 ジャズ レッスン課題曲 30分 ジャズ イントロ エンディング 移調などいろいろ これで計2時間となり、夕食後、ここまでで時間切れになったものを約30分練習する。…