Hatena Blog Tags

キーボード

(音楽)
きーぼーど

広義では鍵盤楽器総称のこと。
狭義では、シンセサイザーのことを指す。

正確にはこれらの打鍵部分をさすが、一般には全体を指すと思われる。
MIDI楽器では、音源を持たない"入力デバイスとしての看板"である「キーボード」が存在し、音源一体型のシンセサイザーと区別するために「キーボードコントローラ」と呼んでいるメーカーがある。

参照

->(コンピュータの)キーボード

キーボード

(コンピュータ)
きーぼーど

コンピュータに命令などを入力するための周辺機器の一つ。インターフェースとも。文字や数字が書かれたスイッチ(キー)が並んでいる板状の装置。マウスと並んで、パソコンの代表的な入力機器である。
一般的にパソコンで使われているようなキーボードの他に、たとえば携帯電話で文字入力に使われるときのテンキーもキーボードの一種といえる。

 指でキーをたたくことで、そのキーに対応する信号をパソコン本体に伝え、文字を入力する装置。[A]キーを押せば、キーボード内部の電子回路や、パソコン側のソフトウエアなどを経て、画面上にAの文字が表示される。キー配列、キーの数、形状などで分類される。
 文字キーの他に、数字だけを電卓のように独立させたテンキーや、プログラムで特別の機能を指定できるファンクションキーが追加されている場合が多い。ファンクションキーは、プログラムによって「ファンクションキーの1番を押すとファイルを開く」というように自由な使い方が設定できる。コントロールキーや[Alt]キーなど、組み合わせでキーの役割を変更するキーもある。最近では、電子メールソフトやWebブラウザーの立ち上げがボタン一つでできる「ワンタッチボタン」が付いたキーボードも増えている。
 キーボードの配列はJIS規格で定められたものが一般的だが、入力効率を追求してキーの文字配置を変更した富士通の親指シフトキーボードや、キーを五十音順に配列したものなど、さまざまな配列のキーボードがある。疲れにくい入力操作を人間工学的に研究したエルゴノミックキーボードもある。

入力機器の歴史

パンチカード・紙テープ→キーボード(TTY→VDT)→マウス等ポインティングデバイス→??

キーレイアウトの種類(PC/AT互換機を中心に)

英語65
英語77
英語88(IBM PC互換)
英語101(PC/AT互換、英語88にカーソルキー等をつけたもの)
英語104(英語101をWindows対応にしたもの)
英語107(英語104に電源関連キーをつけたもの)
日本語106(IBM PS/55互換、英語101に日本語関連キーをつけたもの)
日本語107
日本語108
日本語109(日本語106をWindows対応にしたもの)
日本語112(日本語109に電源関連キーをつけたもの)
日本語113

キーボードの配列

QWERTY配列(一般的な英字配列の通称。機械式タイプライターを踏襲している、QwertzやAzertyなどのローカライズ版も存在する)
dvorak式配列(dvorak氏が発明した打ちやすい英字配列)
JISカナ配列(JIS規格で定義された一般的なかな入力法、機械式カナタイプライターを踏襲している)
新JISカナ配列(旧JISカナをより打ちやすく三段配列に改良したものだが普及しなかった)
五十音順配列(ワープロ専用機等、初心者向けにまれに使われる)
親指シフト配列(親指でシフトキーを扱う三段カナ配列。微妙に改良されたNICOLA配列もある)
TRON配列(TRONプロジェクトの一環としてBTRONのために開発された。英語はdvorak式を採用している)
M式配列(NECが開発したローマ字入力方式の一種)
ナラコード(五十音順配列のカナ並べ方向を変えたもの)
他、製品化に至らなかったものも含め各種工夫されている。

参照

→(楽器の)キーボード

その他

日本アイ・ビー・エム用語では「鍵盤」といっていた。

*1:導電性インクをつかって「スイッチ接点」と「マトリックス配線」を同時に印刷したシートスイッチ2枚の間に、穴あきシートを挟みこんで作る。本質的にホコリ起因の誤動作が少なく、同時に接点の磨耗耐性は弱めである(特定のキーがOnになり続けるカタチで故障する例がある)。ラバードームなどのばね類で反発力を付加して使用する。IC周辺を除く配線は全て「スイッチと同時に印刷技術で作る」うえに、支持軸や支持機構(パンタグラフなどを含む)をスイッチ側ではなくキーボードの中板に作りこむことができるため、実用可能な低コストキーボードの作成には必須のスイッチと言える。

*2:金属接点などとともに、ばねや支持機構などを封入した「単体の見た目が押しボタンスイッチらしい」構造のものを指す。スイッチ単体での製造にそもそもコストがかかるので低価格化には向かず、またホコリの進入に弱いという欠陥がある。金属接点が持つ高磨耗耐性を生かすためには、金属接点の種類と構造を吟味し、スイッチに流す電圧・電流を適切に管理する必要があるため、設計技術次第で故障頻度が大きく変わるという特徴がある。

*3:接点に電圧を掛けて電気を貯め、操作時に生じる電気の漏れ量(静電容量の差)を検出する方式。本質的にOff→Onのタイミングを深めに&On→Offのタイミング浅めに設定しやすい機構である(接点同士の接触有無を検出するメンブレンメカニカルでこの機構を採用するためには時差付き2重接点機構が必要であり、かつ時差付き2重接点スイッチを商業レベルで使えるほどに安定動作させるのは至難の業である)ため、この特性が生かされる高級キーボードで使われる。

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連ブログ