エルヴェ・ギベール。作家、1955年パリ生まれ。ル・モンド紙記者をしながら、生涯に17冊の作品を残す。ロランバルトやミシェル・フーコーとの交遊で有名。邦訳のあるものに「ぼくの命を救ってくれなかった友へ」「憐れみの処方箋」「召使と私」「赤い帽子の男」「楽園」 「悪徳」「ヴァンサンに夢中」「犬たち」「幻のイマージュ」「サイトメガロウィルス」がある。写真家としても知られ、邦訳では「写真書物」がある。1991年エイズで死亡。 関連語 リスト::写真家
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高橋幸宏さんの訃報を知って1日以上過ぎました。 高橋幸宏さん……幸ちゃんは家族親族友人知人ではありませんが、10代の頃からずーっと追いかけています。 だから喪失の悲しみが大きいのは自然の事だと感じています。 そしてモーニングワーク(喪の作業)を意識しなきゃねと感じています。 1月15日の夜明け前からかなり泣きました。50代になってから段々両親の喪失を思い返して泣く事はなくなっていったのですが、久々に喪失の悲しみで泣きました。 泣くことは悪い事ではないと自分は思っています。泣いたり、悲しみについて話したり書いたりする事で、心の中に生まれた「悲しみの氷塊」を少しずつ削り、外へ出していく……氷塊を小…
季刊 S (エス) 2012年 10月号 [雑誌] 飛鳥新社 Amazon 季刊エス VOL.40 愛しのキャラクター インタビュー奥村心雪/石川雅之/せなけいこ/倉花千夏/久米田康治/中村健治&宇木敦哉&高橋裕一/山本沙代/堤大介&寺田克也&上杉忠弘&丹治陽子/飯田かずな/ロマン・ユゴー/エマニュエル・ギベール/危口統之/ Q&Ahoneybee/つば九郎 イラストこうもり傘/小岐須雅之/鳩山郁子/浅田弘幸/丹治陽子/D/碧風羽/平凡/陳淑芬/ちず 連載okamaの楽しいキャラ作り/okama個人制作アニメ・メイキング/田中達之危機回避処理官ガード/湯浅政明直観通信/小田島等×長尾謙一郎中村…
ヒルデガルトの誕生した1098年のヨーロッパは十字軍(注・01)開始前後になります。 1095年11/18、聖マルティノの日に教皇ウルバノは、東方の同胞を助け、 聖都エルサレムを奪回することを提唱した日です。 その教皇の呼びかけに民衆が自発的に応えて動き始めたのです。 ここまで至るまでに聖都エルサレムが1009年に破壊され、 トルコのセルジューク朝(注・02)は完全にイスラム化して、 東ローマ帝国軍は壊滅。アルメニア、アンテオキアも壊滅してしまいます。 そして地中海を超えて西欧諸国に助けを求めることになります。 アラビア諸国は「西欧はもはや板にすがっているにすぎない」と嘲笑したといいます。 そ…
JAPON 作者:安野 モヨコ 飛鳥新社 Amazon JAPON JAPANN×FRANCE MANGA COLLECTION 虫撰み/安野モヨコチャグチャグ馬コ/五十嵐大介新しき神々/ニコラ・ド・クレーシー勘吉/松本大洋おとぎの国/ダヴィッド・プリュドム夏の空/谷口ジローワルテール的東京/ジョアン・スファール浜辺の物語/高浜寛杜の都/ファブリス・ノー原始林/花輪和一台風/オレリア・オリタ真一/エマニュエル・ギベールOsaka2034/シュイテン&ペータースアモール商店街/フレデリック・ボワレ団体競技/沓澤龍一郎サッポロ・フィクション/エディエンヌ・ダヴォドー 2006/1/1 初版第一刷発…
ヒルデガルトの幻視体験は対外的には40歳代の『道を知れ』で初めて示されたが、 その序文で実は5歳頃から体験していることが述べられている。 またその中で彼女は、この幻視体験が興奮状態(トランス)や瞑想状態ではなく、 実に意識がしっかりしていて周囲の状況が分かっている正常な覚醒状態で生じ、 それを受けている時も周囲で現実に生じている事象を同時に知覚している と述べている。 そしてこの幻視体験を Visio(ヴィシオ、英:ヴィジョン) という言葉で表現している。 具体的な幻視の状況について、 彼女は後にギベールへの書簡(書簡No.103r,1175年)の中で次のように述べている。 「生き生きした光の…
【ヒルデガルト年譜】 1098年 誕生 1106年 ユッタのもとへ 1136年 ユッタ没。ヒルデガルト、女子修道院院長就任 1141年 『道を知れ』執筆開始 1147年 聖ベルナールへ書簡 教会会議にてヒルデガルトが話題に。教皇より執筆の正式認可 1150年 ルペルツベルクに新しい女子修道院を建設して移る 1151年 『道を知れ』完成。 1150年代後半 バルバロッサ謁見 1158-63年 ドイツ王国各地へ説教旅行(計3回) 1163年 ルペルツベルク女子修道院に対する保護勅令 1165年 アイビンゲンの修道院建設 1167-70年 病床 1170-71年 ドイツ王国各地へ説教旅行 1173年…
*「ひとかたならぬお世話になっております」より *「ああでもあり、こうでもある」より *「スポーツの信号学(1)」より *「うつとあ・そ・ぼ、あるいは意味の構造について」より *「たとえる(9)」より *「名のないモンスター、あるいは外部の思考」より *「それは違うよ」より *「ま~は、魔法の、ま~」より *「交信欲=口唇欲」より *「病室の蛍」より *「言葉は言葉(言葉は魔法・第5回)」より *「ひとかたならぬお世話になっております」より 自分の場合には、ヒトである自分の顔を鏡で見たりすると、いかにもそんなことをしそうな異様な気配を覚えます。鏡の中の自分に「相貌的知覚」(※何かに人の表情や動…
王毅アイランドホッピングは地球の裏側のフランスも黙っていない。今月の海洋ガバナンス会議をお手伝いさせていただいたIFRIとLemondの記事を紹介したい。フランス語はわからないので機械訳で英語訳して日本語にという方法をとった。 事実認識とその評価はほぼ英語で出ている情報と同じだが、中国が同じようなアプローチを東欧でとって失敗していた事を初めて知った。ジャーナリストの福島香織さんによると欧州分断を中国は企てていたのだそうだ。一時チェコの民間インテリジェンスからコンタクトがあり太平洋における中国の動きを詳細に聞かれた時期があるがこれだったのだ。筆者が最後に王毅の訪問が日米豪の目を覚まさせたと結んで…