米国テレビシリーズ『バトルスター・ギャラクティカ』(1978,1980,2003)に登場する宇宙艦の名称。
コロニアル艦隊 第75宇宙空母団(Battlestar Group 75)に所属する宇宙空母。艦番号はBS75。
宇宙空母(Battlestar)とは、戦艦と航空宇宙母艦の両性質を併せ持った大型宇宙艦である。ギャラクティカは50年以上前のサイロン戦争を戦った最初の宇宙空母12隻のうち1隻であった。
主武装は各種運動エネルギー兵器とミサイル(通常弾頭および核弾頭)。両舷のフライト・ポッドには戦闘攻撃機バイパー、マルチロール宇宙機ラプターを多数搭載する。2000名以上の人員によって運用され、超光速ドライブ、人工重力、ほぼ完全な水・空気リサイクルシステムを備えるが、ネットワーク型統合防衛システムの実装は済んでいなかった。
ウィリアム・アダマ艦長指揮下のギャラクティカは、退役のその日に、サイロンの全人類植民地への奇襲攻撃に遭遇する。これにより人類文明は崩壊し、ギャラクティカは生き延びた僅かな人類の船団を率いて、幻の植民地、地球へのエクソダスを始めることとなる。