古代ギリシアで興った哲学の総称。現在でいう哲学のみならず、自然学(物理学)や数学を含む学問や学究的営為の総称である。
「哲学(ギリシャ語:Φιλοσοφία, philosophía, ピロソピア)」および「哲学者(ピロソポス)」という言葉を最初に用いたのはピュタゴラスであると言われる。「哲学者」を含めた「知者(ソポス)」は「ソフィスト(ギリシャ語:σοφιστής, sophistés, ソピステス)」とも呼ばれ、詩人もこれに含まれた。
1 本書の概要 哲学者の紹介本です。 その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。: 古代ローマの大賢人の教え (単行本) 作者:山本 貴光,吉川 浩満 筑摩書房 Amazon エピクテトスとは、ギリシャの哲学者。 ストア派だそうです。 ストア派というのは、ゼノンが代表選手。 禁欲主義ともいわれるのだとか。 こういう人の哲学を紹介しています。 が、本書の一代特徴は、対話本だということです。 著者2人の対話で話が進みます。 まあ、ギリシャ哲学の本、プラトンのソクラテス本とかは対話で記載されているので、その伝統を踏まえているといえばいえる。 いえるのですが、最初に結論をいうとこうです。 わかりにくい!…
アリストテレスって 覚えることが多すぎて わかりにくいと 思ったことありませんか? 今回ご紹介する 考えを知れば アリストテレスと マブダチになれます! それによって ギリシャ哲学全体が わかるようになります! 知らないと 頻出範囲のギリシャ哲学が わからなくなるかも… その考えとは 一体何でしょうか? それは エネルゲイアであれ。 エネルゲイアとは 将来の目的を度外視し、 今この瞬間に集中する行為 のことを指します。 あなたもこのような状況を 既に経験しているかもしれません。 「ゲームをしてたら 朝になっていた」 「毎週日曜にある アニメの30分が短く感じる」 それです。 あなたにも不安に押…
火曜日、 蒸し暑い日が続いている。体が本当に暑いと感じているとき、僕は指の毛穴からも汗が出てくる。今朝はランニングをしながら、そんな感覚を味わった。この暑さの先に、いったい何が待っているというのか。多分、何も待っていない。 一方で、ランニングの先には、いつも心地よい世界が待っている。だから僕は走り続けるのだと思う。ただそれは、たった30分、長くても1時間という先の未来に確実に待っている心地よさで、それがどれだけ心地よいものかを知っている。暫しの間、自分に不可をかけて耐える、ということについて今日は少し考えた。 僕が務めている会社は、何かと同僚を称える文化があり、毎月色々な単位で表彰がある。全社…
前略 親愛なる副会長、大江汐帆様。恙なくお過ごしでしょうか。 そして、読者の皆様ごきげんよう、女生徒です。 ペンネームをさらっと変えましたが、ブログでは女生徒でも良いかなと思っています。ぶれぶれです。 突然のお手紙で驚かせてしまったかもしれません。尊敬する歌人の方が往復書簡をなさっていたのを見て、文を認めたくなったのです。 さて、私たちが作っている文藝誌についてですが、完成は年を越してしまいますね。受験生予備軍が多いですから、無理もないのですが、3月迄には完成させたいですね。 テーマというか、方向性というか「ロゴスあるカオス」というスローガンを立てましたが、我ながら面白い言葉だと思います。 ロ…
物事には、何でも良い面と悪い面がある。批評家とは、通常、良い面をあまり見ずに、悪い面ばかりを強調して酷評する傾向があるが、これは心の法則からいうと、自分自身のためにも、その対象となった方のためにも、また社会全体にとっても益にならず、むしろ、有害になっていることが多いのである。 何故ならば、言葉にはその内容を実現する力があり、暗い面を強調してみてゆけばゆく程に、暗い面が、より一層、現実化してゆくからである。この意味において、批評とは、まさに両刃の剣である。 そもそも、古来より言葉には言霊が宿るといわれているが、言葉程、人間存在にとって本質的なものは他にないのである。 新約聖書の福音書にも、「初め…
気になるシリーズ ➡ 真とは何か?人は真について何を追って来たのか? この黒点サイトでは、「太陽黒点数の推移」「太陽黒点数とS&P500、VIXとの相関」「エルニーニョ南方振動ELSOと太陽黒点数との相関」の太陽黒点に関連した3記事を毎月の初めに更新しています しかしながら、ベッドで寝っ転がっていると漠然と頭に浮かんで来る疑問がありまして、それは私にとっての未解決問題もしくは気に掛かる問題なのです 従来から私は「真とは何か?」について漠然とした興味を持っており、漠然と考えて、まずはギリシャ哲学辺りから追ってみよう、と思いました お付き合い頂ければ幸いです まず、Wikipedhiaには「真」な…
哲学者の全生涯は、まさに死に至ることと、その死を成就することである。(プラトン) 一条真也です。言葉は、人生をも変えうる力を持っています。今回の名言は、プラトン(紀元前427年~紀元前347年)の言葉です。古代ギリシャの哲学者で、ソクラテスの弟子にして、アリストテレスの師にあたります。 プラトンの思想は西洋哲学の主要な源流となっています。とくに『イデア』という概念は後に大きな影響を与えています。 パイドロス (岩波文庫) 作者:プラトン 発売日: 1967/01/16 メディア: 文庫 プラトン哲学では、魂は不死であり永遠でした。魂は聖火の火花であって、始めもなく終わりもありません。プラトンの…
二次世界大戦で、ドイツナチスによって実施されたホロコーストは数百万人のユダヤ人が殺されたと言われている。それは政治的、国家主義的な要因以外に、神学のギリシャ哲学の影響によるものだとはあまり知られていない。多くの教科書でも、キリスト教の神学からそれを説明しない。 キリスト教の歴史の中で、理性で聖書を研究するため、ギリシャ哲学を用いて研究を行った。その理由で、神学ではギリシャ哲学的な「影」が残っている。ある教理は今でも多大な影響を与えている。私が在学しているシンガポール神学校の校長先生が書いた『21世紀神学事件簿』という本の中で、「キリスト教が高度なギリシャ化になり、神学でユダヤ色を無くした結果、…
哲学は死の予行演習。(ソクラテス) 一条真也です。言葉は、人生をも変えうる力を持っています。今回の名言は、ソクラテス(紀元前469年~前399年)の言葉です。古代ギリシャの哲学者で、その思想は弟子のプラトンやクセノポンなどの著作により知られます。ソクラテスは自らの哲学を貫いた末に処刑されます。自らの死に直面したソクラテスの平静で晴朗な態度は、生死を超越した哲学者のあり方を示すものとされました。 ソクラテスの弁明 クリトン (岩波文庫) 作者:プラトン,久保 勉 発売日: 2014/12/18 メディア: Kindle版 ソクラテスほど、わたしたちに生と死について考えさせる哲学者はいないのではな…