詩「岩手山火山」 [B] (82~87行目)それから向ふに/縦に三つならんだ星が見えませう/下には斜めに房が下つたやうになり/右と左とには/赤と青と大きな星がありませう/あれはオリオンです,オライオンです (118~125行目) 蛋白石の雲は遥にたゝヘ/オリオン,金牛,もろもろの星座/澄み切り澄みわたつて/瞬きさへもすくなく/わたくしの額の上にかがやき/さうだ,オリオンの右肩から/ほんたうに鋼青の壮麗が/ふるえて私にやつて来る (190~191行目)かすかに光る火山塊の一つの面/オリオンは幻怪(げんくわい) (宮沢,1985) 下線は引用者 以下同じ 第1図に,賢治研究家の加倉井厚夫(2026…