「学芸会でも見かけないレベル」 ドラマ「からかい上手の高木さん」の初回を観た時、 呆れながらそう思った。 主人公である2人の俳優さんの演技が、 ぎこちなさすぎて、 観ていて気恥ずかしくなったからだ。 それでも予約解除しなかったことに、 自分でちょっと驚いている。 かねてから、ドラマや映画や演劇を観る時、 ボクの中で相反する2つの思いが交錯する。 それは演技に対する違和感と言っても良い。 例えば、数分にも及ぶ長台詞を、 ワンカットで朗々と話す俳優さんを観ると、 「普通はこんなに淀み無く喋れないだろ」と。 逆に、ギクシャクとした演技を観れば、 「おいおい、この程度かよ?」と。 ただ、いずれのケース…