『クラメルカガリ』 地下に「虫食い」と呼ばれる空洞があり、その崩落から鉱脈が見つかり、泰平工業の箱庭として発展した町 人工の坑道も掘り巡らされているが、未だ未確認の虫食いもあり、日々地下の繋がりが変わっている 地下道の地図を作るツムギを職業とするカガリとユウヤ。作った地図を貸本屋に売って稼いでいたが、ユウヤは地下でなく日の当たる場所に行くことを望んでいた 地下に縄張りを持つムヂナと呼ばれる集団や、地上で羽振りのいい狛犬温泉の集団の覇権争い、嘗ての戦争兵器、6足思考戦車アブラムシが猛威を振るう。この騒ぎはユウヤの地図が悪者の手に渡ったことが原因だった 町の廃工場の変わり者のクチナワ博士は、戦争の…