クモヤ145は、1980年に登場した直流電化区間用の牽引車で、101系の改造名義で主電動機や電動発電機・台車などを流用して製作されました。 その際、車体は新製され、クモヤ143とよく似た貫通型の高運転台・1,800mmの両開き扉が片側1か所づつ配置されたものとなりました。 パンタグラフは電車庫内などでの押し込み作業を考慮して2基の搭載となり、塗装は他の事業用車両と同じ青地で前面には黄色の警戒色が配されています。 足回りは基本的に種車のままとされ、台車はDT21形、主電動機は MT46Aが流用されています。 鉄道コレクション第20弾で製品化されたクモヤ145-4 は、1980年12月にクモハ10…