滞在型市民農園。市民農園。kleingärten。
農地を賃借し、その付近に設置されたラウベと呼ばれる小屋に滞在し、野菜や果樹、草花を育てることができるシステム。
ドイツが起源で、200年以上の歴史をもつ。このクラインガルテン運動を広めたシュレーバー博士にちなんで「シュレーバーガルテン」とも呼ばれる。
日本語に訳すると「小さな庭」であるが、日本では「市民農園」もしくは「滞在型市民農園」とも言われており、市町村が賃貸借する場合が多い。
クラインガルテン情報局
- 年会費30〜70万円。別途、光熱水費がかかる。
- 冬季を除いて、1ヶ月に5日程度は滞在しなければならない。
- 1年単位で最長5〜10年借りることができる。
- 家庭菜園、ガーデニング(約50平方メートル)では、有機栽培もしくは減農薬栽培が求められる。
- 住民票を移すのは不可。
- 年に数回の共益作業、農村との交流事業への参加が必須。
- 小型耕運機は貸与してもらえることが多い。
- グループでの利用、ペット同伴での利用許諾はまちまち。
畑のおうち―クラインガルテンの12カ月 (GEIBUN MOOKS 905 GARDEN SERIES 4)