世界No.1 CRMと公式サイトでも謳われるセールスフォース(Salesforce)は、クラウド上で顧客管理・営業管理などを行うことができるビジネスアプリで、現在15万社以上が導入しています。今年1月に、同社が提供するクラウドサービスを使う企業で、本来アクセスできないはずの情報を第三者が閲覧できてしまう問題が明らかになりました。その後2月に入り次々と不正アクセスの報告が相次ぎ、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)からも情報漏えい危機について注意喚起がだされる事態となっています。 セールスフォースの設定不備による不正アクセス事例 セールスフォースはソフトウェアをWeb上でサービスとして提…