吉田篤弘さんと浩美さん夫婦を中心とした制作ユニット。
「クラフト・エヴィング商會」名義で、昔みたことのある懐かしいような気分、それでいてまったく知らない国の出来事のような不思議な存在感を持つ物語やオブジェを制作する。
1998年の『どこかにいってしまったものたち』を皮切りに、次々と展示や本の形式で発表を行っている。
書籍の装丁家としても評価が高く、筑摩書房の装丁でその仕事を見る事が多い。
他にもNTT出版ライブラリーレゾナントシリーズの装丁などがある。
2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞を受賞。
なおユニット名の元になったのは性科学者であるが、その名前は「クラフト=エビング」であって「エヴィング」ではない。
音の響きで決めた、とインタビューでは語られている。
「NTT出版ライブラリーレゾナント」シリーズ
「ちくまプリマー 新書」
「稲垣足穂コレクション:ちくま文庫」 などなど、、、
おまけ:筑摩書房の文庫に挟んである「しおり」