レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ラッシュ/プライドと友情」(2013)です。 映画は、1976年F1世界選手権を巡ってジェームズ・ハントとニキ・ラウダのライバル関係を描いており、ハントはその野獣の様な直感で車を操るのに対して、ラウダは総て緻密な計算付くで不要なことは一切しないし、不必要な冒険を犯さないというスタイルの対比が面白く、そういう意味で、例えば「栄光のル・マン」「グランプリ」の様なスタイルの映画ではなく、ドライバーを丁寧に描いた一風変わったカーレース映画になっています。そこが面白さの焦点です。 私はF1レーサーについて知識はあまりありま…