2021年1月1日作成,2021年1月2日更新 『イノベーションのジレンマ増補改訂版』(クレイトン・クリステンセン,翔泳社,2001年7月3日)を読了。 2021 年はイノベーションを生み出したいと思い,本稿を2021 年最初の記事とした。 ちなみに,1 年前の 1月1日もイノベーションをテーマにした本を題材とした記事を作成していた。 king-masashi.hatenablog.com あくまでも偶然である。ただ,2 年連続で元旦にイノベーションをテーマにしたのは,2020 年を境に,私の仕事がイノベーションなものにシフトしていることを感じさせられる出来事である。 本書でとりあげるのは,業…
こんにちは、ゆーかりです! 今日はロルフ・ドベリさんの「Think clearly」の 「戦略的に『頑固』になろう」を読んでいきたいと思います。 内容 戦略的に「頑固」になろう まとめ 内容 戦略的に「頑固」になろう 「選択肢」について、著者は以下のように述べています。 「選択肢は多ければ多いほどいい」というのは、 経済活動における重要な原則のひとつ 「本業だけ」や「投資先を一つに絞る」と、片方が崩れたときに危ないから、 「副業」や「投資先を複数持つ」方が良い。 このように、経済活動においては複数の経済的な柱(=選択肢)を立てることが、 勧められています。 しかし、著者が世界で成功を上げている…
こんにちは。ONE Xのりゅうです。今日は世界で最も注目されているアクティブファンドARK社キャシー・ウッドの頭の中覗いてみたシリーズを行っていきたいと思います。ARK社は昨年プラス100%以上という凄まじいパフォーマンスを出したファンドとして一躍有名になりました。最近は女性版ウォーレンバフェットとも言われていますね。その辺の話を今日はしていきたいと思います。さぁ、行ってみましょう! ◉キャサリン・ウッドって何者?! ARK社のトップ、キャサリン・ウッド(通称:キャシー)は何者なんでしょうか?彼女は現在ARKというETFシリーズのCEO兼CIOを担当しています。昨年は、ブルームバーグニュースの…
おはようございます☀ 今朝も布団から出るのにひと苦労しながら走ってきました。早朝ランニング、強い決意と明確な目標がないと続けられないほどの寒さになってまいりました…! 私は妊娠前の体重+4キロで安定していることと、それによって夫の体重を超していることが全くの不本意でして、動かねば!走らねば!の原動力になっております。 次男の作品。保育園で日々いろいろ作っては、迎えに来る私に見せる!と友達の攻撃から守っているそうです。 今週は3冊。勉強用に借りたのですが流し読み程度で、感想あまりないです。。。 「増補改訂版 イノベーションのジレンマ」クレイトン・クリステンセン(著)、玉田俊平太(監修)、伊豆原弓…
今回はイノベーションのジレンマについて調べたので書いていきます。 イノベーションのジレンマとは 持続的技術と破壊的技術 身の回りで発生したイノベーションのジレンマ イノベーションのジレンマとは 既存の商品の優れた特色を改良し続けると、同じ基準で評価をしてくれる顧客のニーズに応える事ができる。しかし、その技術で評価され、市場を拡大してきた大企業は、その技術で評価し続けてくれる顧客を繋ぎ止めることに注力してしまい別の顧客のニーズに目が届かなくなってしまう。 既存の技術が進歩すればするほど新規参入は難しくなってくるが、ここで先に述べた別の顧客のニーズを満たす技術を開発することができれば新たな市場を開…
クレイトン・クリステンセン氏と言えば「イノベーションのジレンマ」が有名です。 大企業が破壊的イノベーションによって駆逐される様子を描き、世界的に有名な本となりました。今でも話題にのぼります。 では、破壊的イノベーションはどのように起こすのか。イノベーションのジレンマでは、破壊的イノベーションによっていとも簡単に大企業の商品が駆逐される様子が描かれましたが、イノベーションの起こし方までは言及されていませんでした。 その答えとなるのが「ジョブ理論」。ビジネスマンであるなら、誰もがこの本を手に取るべきであると感じました。 いったい「ジョブ理論」とは何なのか。「ジョブ理論ーイノベーションを予測可能にす…
このページに辿り着いたあなたなら、何らかの理由でビジネス書を探していることだろう。 このブログ「Mission Driven Brand」は、外資系コンサルティングファームと広告会社の両方のキャリアを持つ筆者が、ブランディングやマーケティング、あるいはビジネススキルにおける「できない、わからない」の解決を目指すブログだ。 関連記事 ビジネススキルの向上に役立つ解説記事一覧 思考能力の向上に役立つ解説記事一覧 ブランディング・マーケティングに役立つ解説記事一覧 このブログを運営していると「ビジネスを勉強できる本を紹介して欲しい」という問い合わせを頂くことが多い。 各解説記事でもおすすめの本を紹介…
山口周さんの「世界で最もイノベーティブな組織の作り方」を読みました。これ、あとがきにも書かれていましたが、間違いなく組織論の話です。 ・本当の多様性とは:重要なのは、人と異なる考え方/感じ方をどれだけ組織成員ができるか、そして考えたこと/感じたことをどれだけオープンに話せるかという問題です。また、イノベーティブとされる企業であればあるほど、上下間での情報流通が活発に行われているという結果が出ています。 ・ホフステードの四次元:ホフステードは文化的差異に着眼するにあたって、「権力の格差」「個人主義対集団主義」「男性らしさ対女性らしさ」「不確実性の回避」という四つの「次元」を定義。権力格差の大きい…
『イノベーションのジレンマ』で有名なクリステンセン教授のイノベーション理論を土台に、なぜ教育でイノベーションを起すことが難しいのか、どうすれば起こすことができるのかについて、著者たちの独自の理論を紹介する本です。 教育×破壊的イノベーション~教育現場を抜本的に変革する 作者:クレイトン・クリステンセン,マイケル・ホーン,カーティス・ジョンソン 発売日: 2008/11/20 メディア: 単行本
こんにちは!肌寒くなってきましたね。💦 コロナウイルスだけでなくインフルエンザも流行る時期ですので、体調管理には要注意です🥶 今回は課題書紹介最終回!! 紹介する本は、社会学関連の経済学・統計学の本となっています🥳 目次 【世界基準の経営理論】後半部分 【「家族の幸せ」の経済学】 【行動経済学の使い方】 【JGSSの紹介】 【「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明】 その他の紹介 【世界基準の経営理論】後半部分 著:入山章栄 世界基準の経営理論の後半では、社会学を基盤とした世界基準の経営理論を解説しています。 ビジネスの世界というのは「人とひとからなる社会」であるため、人・組織の社会的な関係…
成功する日本企業には「共通の本質」がある 「ダイナミック・ケイパビリティ」の経営学作者:菊澤 研宗発売日: 2019/03/27メディア: 単行本経営学のビッグ・アイディア(大胆で革新的な考え)は現在、次の4つなのだそうだ。 野中郁次郎教授が展開した「ナレッジ・マネジメント」研究(企業がどのようにして新しい知識(ナレッジ)を創造し、いかにして生み出した知識を効率的に活用する(マネジメントする)のかをテーマとする研究) クレイトン・クリステンセン教授が展開した「イノベーションのジレンマ」研究(優良企業が陥りやすい失敗をいかにして解決するかをテーマとする研究) ヘンリー・チェスブロー教授が展開した…
世界は《新型コロナ》で大騒ぎしています。ネット上でも詳しく解説しているサイトはたくさんあります。ここでは、ちょっと違う観点からこの騒ぎを考えていきます。 グレートリセット、という経済戦争 いくつかのサイトで専門家の先生がいわれているひとつの推論です。『グレートリセット』というキーワードで検索してみると…… ■『グレート・リセット』とは | ちえのたね|詩想舎 https://society-zero.com/chienotane/archives/8822 以下、要約「私たちはいま地殻変動のさなかにいて、まったく新しい経済秩序に突入する。それは(19世紀の)農業経済から工業経済へ移行したような…
はじめに 2020年秋期は、どの授業を取ろうかと思案した。候補となるのは、このデジタルマーケティングだ。まずはお試し授業として聴講した。なお、いつも書くけどこれは講義録ではない。講義で気になったキーワードを中心に調べる中で感じたことを書いているだけだ。なので、文責は自分にある。JTBD(Jobs to be done):切実な課題 この講師の授業は昨年も受講したが、その時もJobs to be done(JTBD)を重点的に説明していた。日本語で言えば、切実なる課題だ。学生は最終学年時に修論をまとめる必要がある。その時には、誰かの切実なる課題を解決するべきと説く。しかし、多くの学生は自分の課題…
mostrecommendedbooks.com少し前から話題になっているサイトで、各界の著名人が薦める本を集積している。最近イーロン・マスクが勧める「読んでおくべき11冊の本」とかネットニュースでも取り上げられている。news.slashdot.orgこの Slashdot のストーリーで、ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズの推薦本の比較が行われている。読書家として知られ、そのインプットについてちゃんとこまめに文章を書いているビル・ゲイツは必然的に数が多すぎるので、ここでは30冊と紹介するのにちょうどよいサイズ感のスティーブ・ジョブズのほうを取り上げたい。mostrecommendedboo…
戦略の本|戦略を学ぶ目的別おすすめ書籍17冊|入門書から名著まで このページに辿り着いたあなたなら、何らかの理由で「おすすめの戦略本」をお探しのことだろう。 このブログ「Mission Driven Brand」は、外資系コンサルティングファームと広告会社の両方のキャリアを持つ筆者が、ブランディングやマーケティング・ビジネスにおける「できない、わからない」の課題解決を目指しているブログだ。 関連記事 ロジカルシンキング|論理的な思考法とフレームワークの活用法 本質を見抜く力とは|本質を見抜く力を鍛える方法と全手順 思考能力の向上に役立つ解説記事一覧 ビジネススキルの向上に役立つ解説記事一覧 ブ…