個人(あるいは法人)の信用を基に、支払いを先送りする(借金をする)プラスチックカード。
AMEX、Diners、JCB、MasterCard、VISAを5大国際ブランドという。ChinaUnionPay(銀聯)を含める場合もある。
クレジットカード使用の際には、各カード会社は代金の数%(業種によってこの料率は異なる)をカード使用料として、加盟店から徴収している。
カード使用の場合に別途手数料を徴収される場合や、最低金額を高く制限したり時間を区切って受け付けないなど、クレジットカード利用を制限する加盟店もあるが、基本的に加盟店規約として認められていない行為で、カード会社に通告すると対応してくれる場合がある。
支払の方法は、以下から幾つかを選べる。
必要なときには、日本・海外に設置されているキャッシュディスペンサーで、使用限度額の範囲内なら現地通貨を借りる(キャッシング)こともできる。必要が無ければキャッシング枠を無しにする申し込みもできる。
インターネットショッピングなどでは、カード支払いを奨励しているところが多い(業者からすれば、代金の請求が簡単になる)が、外資系のECサイトなどでは海外扱いになる場合があり、海外利用分がリボ払いになるカードの場合は注意が必要である。
また電気代・ガス代・携帯電話代・新聞購読料などの各種公共料金も、クレジットカード払いができるようになってきている。
ほとんどのカード会社が、利用総額に応じたポイント(マイレージに換算できるものもあり)が溜まるシステムを採用している。
利用明細には、月別の使用総額一覧が載っているので、どこで幾ら利用したかが確認できる。万一、この利用明細に使った覚えの無い店舗や商品名があれば、すぐにカード会社へ確認の電話を入れること。60日以内の不正使用に関しては、カード会社ならびに警察への届出を速やかに行なえば、損害額はカード会社が補填してくれる。