クロノス・ジョウンターの黎明作者:梶尾真治徳間書店Amazon いわゆるエピソード・ゼロって奴だね。 クロノス・ジョウンターが作られた頃の話(少なくともその一つの側面)を、 時間物ラブストーリーのセオリーに乗っけながら語った作品。 「クロノス・ジョウンターの伝説」と合わせて読みたい作品。 というのも、この作品単独だと、やっぱ弱いかな。 どうしても切実さが足りない。 圧倒的に爽やかさも足りない。 青春のラブストーリーではないんだものね。 なんだか郷愁のラブストーリー。 男性主人公二人共にとって、だもの。 だから、なんだかハッピーエンドも微妙な雰囲気で、 良かったねぇとしみじみは思わせてくれない。…