「折角四川に来たんだから、四川名物の冷製スイーツでも食べて行かれたら?」ガイドさんに勧められて初めて口にした冰粉(ビンフェン)ですが、日本ではまだ殆ど知られていません。冰粉は読んでその字の如く氷のように見えるふるふる感のあるゼリーが売りでして、それに黒蜜などのシロップを掛けて米麹、グリーンレーズン、ナッツ、白玉、フルーツなどをトッピングした夏向きのスイーツです。その食感は動物性のゼラチンとも海藻系のアガーとも違っていて、本物は細かな気泡が含まれた氷のようで涼し気な印象を与えます。最初は量が多いかなと思ったのですが、丼一杯ペロッといただいてしまいました。 ここで本物と申しましたのは、ガイドさん曰…