ディックといえばSF作家のフィリップ・キンドレド・ディックだ。 彼の作品はいまだに光芒を放ち、一部の読者を魅了しつづけている。 ひと頃の英米SFの三大巨匠、ハインライン、アシモフ、クラークはディックに比べるとアクチュアリティに乏しいと感じる読者がいて、自分もその一人だ。 映画の原作としても、 ブレードランナー(1982年)トータル・リコール(1990年)バルジョーでいこう!(1992年)スクリーマーズ(1995年)クローン(2001年)マイノリティ・リポート(2002年)ペイチェック 消された記憶(2003年)スキャナー・ダークリー(2006年)NEXT -ネクスト-(2007年)アジャストメ…