論文のイントロダクションには様々な「魅せる」テクニックが散りばめられています。 とりわけ、オープンアクセスで公開されている論文は、幅広い読者を想定して書かれているうえに、高い掲載料を払うだけの余裕がある=それだけ成果を上げている=グラント申請経験も豊富な研究者が書いている、可能性が高いので、とても良いお手本なのです。 「ねえ、ちょっと研究費の申請書みせてくれない?」なんて、よっぽど親しい中でなければ無理ですが、論文のイントロならだれでもアクセスできるのですから、ここから執筆のヒントを盗まない手はありません。 そんなわけで、たまには専門分野外の論文を読んでみると、いろいろな発見があるはずです。と…