1997年にPlayStationで発売されたレースゲーム。当時のコンシュマーゲームの多くが、事前に組まれたプログラムで擬似的な車の挙動を再現していたのに対し、物理エンジンを使用したより「現実に近い」車の挙動を再現したことから人気作となる。以降レースゲームに「リアル系」と呼ばれるカテゴリーを確立した。今までレースゲームは所詮「ゲーム」と思っていた層を振り向かせた、という点でその存在は大きい。
また今でこそ普通となった、環境マッピング(車表面の反射など)を最初に実現したソフトでもあり、そのリプレイの美しさにも定評がある。
以後2(PS)、3(PS2)、HD(PS3)とPSの進化に合わせ物理エンジン・グラフィック共に進化している。最新作「グランツーリスモ6(gran turismo6)」が2013年12月5日に発売された。
物理エンジンを採用しており、車の正確な寸法・性能さえ入れれば挙動を再現できるため、他のゲームに比べ収録車種が多いのも特徴。