ウェス・アンダーソン監督の作品をいつかみてみよう、と心に決めてから随分と経ちました。厳密には1度みたことがあるのですが、途中で挫折してしまってラストまでみられなかったのですね。でもやっぱりみてみたい!ということで。 今回は『グランド・ブタペスト・ホテル』をみました。感想をネタバレ交えて綴っていきたいと思います。 あらすじ ヨーロッパ大陸の東にあるスブロフカ共和国。一人の女性が墓地にやってきました。会いに来たのは亡くなった国民的作家です。彼の胸像の前で女性は 彼が遺した『グランド・ブタペスト・ホテル』という本を読み始めるのでした。 時代は遡り1985年。まだ作家が存命の頃に移り変わります。彼は画…