『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その60 『ハンスばか』 あらすじ(要約) 昔、あるところに王様がいました。一人子の姫と不自由なく暮らしていました。 ところが、急に姫が子どもを一人産み、誰が父親なのかわかりません。王様は途方に暮れましたが、子どもを連れて教会堂へ行くよう姫に命令しました。 会堂へ行ったら子にレモンの実をつかませて、それを手渡した者を父親と決めることにしたのです。 とは言っても、立派な人でなければ会堂へは入れないという命令が出ていました。 ところが、ちびで、がに股で、せむしの若い男がいました。「ハンスばか」という名がついているのですが、誰にも見つからず会堂へ割り込んだのでした…