本日、『最果てキッチン』がポプラ社より発売になりました。商業出版としては三作目、単行本としては二作目、受賞後一作目の作品になります。 発売日である今日は、なぜこの作品を書いたのかについて記したいと思います。 『最果てキッチン』は、書店に並ぶことを前提に書いた初めての作品です。商業デビュー前は好き勝手に書いていたため、読み手の姿をそこまで深く想像していませんでした。本作では、書店で本を手に取ってくださるお客様の存在を想定して作りました。 物語の世界へ入り込めるよう、なにかがはじまりそうな予感に満ちた冒頭を用意しました。ページをめくりながら一緒に旅をしている気分を味わっていただきたく、変化に富んだ…