【Groucho Marx】アメリカの喜劇俳優(1890-1977)。マルクス兄弟の三男だが、その態度の大きさ故、しばしば長男に間違えられる。 よくパーティー用品として売られている「メガネと鼻とヒゲ」の扮装グッズは、実は、グルーチョ・マルクスを模したものである。 また、ドリフターズのかつてのギャグ「ヒゲダンス」も、グルーチョのヒゲと動作を参考にしたものである。
平日朝に X(旧Twitter)でお届けしている【#心に響く言葉】 ここでは、月~金5日分をまとめたものをアーカイブしています 偉人たちの言葉とともに、ユウキタカヒロ個人の感想や教訓としてその言葉に触れて感じたこと、思ったこと、活かしたいことなどを記しています。
www.youtube.com ▼後半メンバーシップ限定パートはこちらへ 【後半メンバーシップ限定パート】町山智浩氏生出演!『大統領選総括と選挙後の米社会を深掘りする(11月13日20:00~生放送) - YouTube ●日時:11月13日(水)20時から生配信●ゲスト:町山智浩(映画評論家)●出演:宮台真司(社会学者) ダースレイダー(ラッパー)●司会:ジョー横溝 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※6月~8月のニコ生サービス停止につき2024年7月からYouTubeメンバーシップを開始しました。2024年7月以降の配信は前半無料、後半はメンバーシップ限定で公開しています…
何の役にも立たないダンス講座 [第0回] 「天命反転」(荒川修作&マドリン・ギンズ)の行為としての「ダンス」 ~Billie Eilish「BIRDS OF A FEATHER」を起点に~ ダンスという行為=欲望の本質としての天命反転;物理法則/時間の不可逆性など、この世界の条理・摂理に抗う身体の投機/投棄。 ・Billie Eilish「BIRDS OF A FEATHER」 https://www.youtube.com/watch?v=V9PVRfjEBTI ありえない方向に「引っ張られること」に能動的に身を任せること。後ろに/上に/斜めに。 受動でもあり主体的な投棄/投機でもある。 イ…
Huelgas Ensemble / Paul van Nevel 『The Art of the Cigar』 Songs, Ballads & Hymns in Honour of the Cigar CD: Sony Music Entertainment / Deutsche Harmonia Mundi 88697771422 (2011) Made in the EU 1. TOBACCO IS A DIRTY WEED 2:22 Text: Graham Lee Hemminger (1896-1949) / Music: The Bristol tune book (1876)…
リチャード・ブローティガン 作者:藤本 和子 新潮社 Amazon 『カフカ断片集』を鞄に入れて持ち歩いて、通勤電車の中で読んでいた。短いセンテンスと刺激的なフレーズの連続に想像を膨らませていると、辛い通勤時間もあっという間だった。他にもあんな風に読める本は無いかなと考えて思い出したのが、リチャード・ブローティガン。詩というか日記というか妄想というか奇妙な散文であったなと。という訳で、学生時代に読んで以来久しぶりにブローティガンの本を手に取ってみた。 『東京日記 リチャード・ブローティガン詩集』(1978年) 1976年、東京を訪れたブローティガンが記した、詩のような、日記のような言葉たち。全…
「わたしはわたしを入れるような組織には入りたくない」というようなことをグルーチョ・マルクスがいっている。こういうひとは自ら主催するのに向いている、ということはないな。 *** 先週は採蜜の手伝い。蜜のはいった箱をとって、基台や箱をいれかえる。わたしは箱をはこぶ係。 以前はもち歩いているとき箱のなかで蜂がブンブンうなって爆弾処理班の雰囲気を醸していたが、今回は事前にブロワーで蜂を吹きとばしたので、安心感はグッと増した。 雨後で足もとがわるかったものの、ワークマンの長靴はちゃんとグリップしてくれた。坂道で滑ってせっかくとれた蜜をこぼしたら元も子もない。迅速かつ安全に。運び屋はらくではない。 おなじ…
連休以降、仕事がめっちゃ忙しくて気づいたら今年も既に折り返しに。そんな訳で今回は3作品だけど、ネタバレ御免な音楽系コンテンツの寸評まとめです。 マルクス兄弟オペラの夜(字幕版) クイーン中期の名盤「A Night at the Opera(邦題:オペラ座の夜)」「A Day at the Races(邦題:華麗なるレース)」は、それぞれタイトルを喜劇役者であるマルクス・ブラザースの作品から拝借していることは、ファンには良く知られている話です。かれこれ50年くらいファンをやってる自分ですが、両作品を未だ観てなかったのでアマプラで鑑賞してみたら、これがなかなか素晴らしい「音楽系コンテンツ」でした。…
最近読んだ本で、まだブログに書いていなかったものをまとめて書き記しておきます。 斉藤倫『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』(2019年) 子供向けに書かれた、現代詩のアンソロジー。ただ詩を並べるだけでなく、語り手と少年の対話を通して「言葉」とは何だろうと考察を重ねていく興味深い内容になっている。実は語り手と少年の間には物語があって、読み進むと次第に二人の関係が明らかになっていくという趣向。読み物として工夫を凝らした部分だけど、個人的にはここにいささか作為的なものを感じてしまった。本書が掲げる、言葉の響きそのものが放つ自由な魅力と相反するような気がして。子供たちはこの辺…
https://www.youtube.com/watch?v=Mx3L5X0EC_w 本スクリプトの動画はこちらからどうぞ 2019/12/28 “SPECTACLES” (Canada CTV): Elvis Costello with Diana Krall; Elton John interviews and sings with Diana カナダCTV放送「SPECTACLE」 ホスト:エルヴィス・コステロ ゲスト:ダイアナ・クラール 特別ホスト:エルトン・ジョン Cast: Elton John, Diana Krall, Christian McBride, Karriem R…
初ウディ・アレン ガーシュウィンの音楽、ニューヨークを舞台に展 開される情けない大人達のどうしようもない物語 『マンハッタン』は"こうはなりたくない"大人が たくさん出てきて、都会でロマンチックに恋しよ うとして、結局上手くいかず、自分を見つめる暇 もなくまた恋に駆られていく物語 同時進行で『宇宙よりも遠い場所』という希望に 満ち溢れた青春アニメを見ているのもあって 僕は最初あまりにも登場人物がみんな情けないも んだからこの映画を好きになれないつもりでいた んだけど、終わってみれば凄くいい映画だなあと エンドロールまで余韻に浸ることが出来た のだめカンタービレの影響でずっと昔から頭に こびりつ…
'77、ウディ·アレン監督主演の映画『アニー·ホール』の冒頭、自身の恋愛感を表す独白シーン 「私を会員にするようなクラブには入りたくない」 とのグルーチョ·マルクスの言葉を引用して説明していた。 聞いた瞬間、「まさに!」と膝を打った。 [全て]だと思っていたバンドがたち行かなくなり、闇雲に音楽、映画、本に向き合っていた時期でもあり、同時に自分の内面にも深く刃が向いていった。 「自分は何者か?」「何ができるのか?」「俺の取り柄は無い」「駄目だ!」「終わった…」 ドアーズ『ジ·エンド』が頭を巡る、ザ·フー『マイ·ジェネレーション』歌詞「老いぼれる前に死にたい」が張り付いて離れない…ジャニス、オーテ…
Seth Ferris New Eastern Outlook 30.12.2023グルジアのEU加盟状況について検索すれば、その答えが「NOT MUCH(何もない)」であることに気づくだろう。グルジアの前首相であるズラブ・ジワニアが異常な状況下で不慮の死を遂げ、殺害された。 この言葉は、1999年にグルジアの故ズラブ・ジュバニア首相が欧州評議会の前で語ったものである。演説の中で、彼はグルジアのEUへの願望を表明し、今後10年間の同国の外交政策課題を概説した。 自分が欲しいと思っているものを手に入れることよりも悪いのは、手に入れた後に、自分が望んでいたもの、あるいは交渉していたものよりも多くの…
何枚かのシャツをクリーニング屋に持っていき、何枚かのシャツを持ったまま、銀行に寄って現金を出し、靴屋に寄ってウィンドウショッピングをした。目覚まし時計の電池とUSBメモリを六個買った。必要ないのに。そして冷蔵庫の中の物を全部を全部ひっぱりだした内側を綺麗に拭き、食品をひとつひとつ点検して整理した。ガス・レンジを身が飽き、換気扇の汚れをおとし、床を拭き、窓を磨き、ごみをまとめた。シーツと枕カバーを換えた。掃除機をかけた。雑巾でブラインドを拭いた。 ビヤホールのライオン時計に目をやった。時刻が午後4時ちょうどだった。ここに来たのが3時前だったからあれから1時間経ったことになる。でもそれほそ時間が経…