音声共有ツールの活用で遠隔でも細かなミックス作業が実現できます 近年、音楽制作において“オンラインミックス”という手法を取り入れるケースが国内でも増えている。この手法の最大のメリットは地理的制約がなくなること。つまり関係者がスタジオを訪れなくてもミックスが行えるため、プロジェクトをスムーズに進めることができるのだ。ここでは、そんなオンラインミックスを取り入れているエンジニアのコレクティブ、Fader Craftersの代表グレゴリ・ジェルメン氏(写真)へ、オンラインミックスの話を伺った。 Photo:AmonRyu(except*) 聴き手の試聴環境に近い視点でチェックが行える まずはジェルメ…