今週のお題「ゾッとした話」 ふとしたことで、NHKの番組「100分で名著」のテキスト、ナオミ・クライン「ショック・ドクトリン」を読んだ。国際ジャーナリストの堤未果氏が解説している。ナオミ・クラインのこの本が出たのは、すでに16年前になる。当時、こちらの新聞の書評をコピーしておいた。堤未果氏は、丁寧な取材と客観的な分析に基づいて、世界の今の状況を知らしめてくれる人だ。彼女には注目している。その人が解説するテキストとあって、さっそく購入して読んでみた。日本にいたならば、番組も観たかったところだが。NHKは、朝や夜のニュース番組に関しては、ここ10年ほどで劣化してしまった感があるが、ドキュメンタリー…