グローバルシャッター

2024年11月14日に、QYResearchは「グローバルシャッターイメージセンサー―グローバル市場シェアとランキング、全体の売上と需要予測、2024～2030」の調査資料を発表しました。本レポートは、グローバルシャッターイメージセンサーの世界市場について分析し、主な総販売量、売上、価格、主要企業の市場シェアとランキングに焦点を当てています。また、地域別、国別、製品タイプ別、用途別の分析も行っています。グローバルシャッターイメージセンサーの市場規模を2019年から2030年までの販売量と売上高に基づいて推計と予測しています。定量分析と定性分析の両方を提供することで、企業がビジネス成長戦略を策…

はじめに 先日、下記のくだりを X で呟いたところ、思いのほかのプチバズり状態となり驚きました。 動き探索などが良い例で、1フレームで100ピクセル移動されると、100x100で10000ピクセルの範囲を検索しないといけないが、フレームレートを100倍にすると、1フレームに1ピクセルしか移動しないので 3x3 の 9 ピクセルの範囲を100回探索すればよく、900ピクセル分の計算で済む。— Ryuji Fuchikami (@Ryuz88) 2024年11月1日 内容自体はもちろん私が最初に発見したわけではなく、少なくとも東京大学の石川グループ研究室さんなどでは遥か昔から主張しておられた内容か…

とりあえずフラッグシップを買えと言うyoutuberや、カメラなんてなんでもいい、腕で何とかなるとか言ってる自称インフルエンサーに正直うんざりな単焦時間です。 「こんなこと言うならアンタならどうやって選ぶの？」って話にもなると思うので、今回はそこにフォーカスしていきたいと思います。…と言いながら、私のオススメするカメラ選びは簡単です。撮りたいシチュエーション(被写体)から逆算してカメラやレンズを買えばいいんです。 まず、Nikon、Canon、SONYなどの各メーカー色々なカメラを出していますけど、同じメーカー内でも一体何が違うのかそこから紐解いていく必要があります。例えば大きく違うのが主に以…

今までの3回で2008年から2013年までの動画に特徴を持ったカメラ（一部動画撮影不可含む）を紹介してきました。 sumizoon.hatenablog.com sumizoon.hatenablog.com sumizoon.hatenablog.com 2014年4K一眼登場 参考：JVC GY-HMQ10 Blackmagic Production Camera 4K（BMPC4K） LUMIX GH4 余談 まとめ 自己紹介 前回までに参考にした年表を再度掲載しますが、下記の通りです。このペースで書いているので中々今の時代に追いつかないですが、今回はある意味一眼動画の転換期である201…

今日は８月１１日、連日猛暑が続いていますが、先週のＡサヒにこのやうな記事が、 現在開催されている、パリリンピックですが、報道機関のフォトグラファーが使用している写真機の一部に、ソニー機が使われているとの記事です。その機種と云うのがこれ、 ２０２１年に発売された、α１やと云う事ですが、ホンマかいな？ ソニーと云えば、昨年発売された、 こっちの方が、はるかに魅力的やと思うけど。 画素数はα１の半分ですが、フルフレーム機としては、世界で唯一、グローバルシャッターを搭載しているし、シャッタースピードに至っては、なんと１／８００００まで切れます！ が、プロ機には必須の縦型グリップ、α１と同様に外付けだっ…

「EOS R3 MarkⅡ」について考える 「EOS R5 MarkⅡ」「EOS R1」という新製品の発表を間近に控える中で、敢えて「EOS R3」を購入した…ということをお伝えしております。 EOS R5を使用してきて、以前は当然のように「EOS R5 MarkⅡ」を意識してきた私が何故？…ということに関しては、前回までの記事をご覧下さい。 EOS R3 カテゴリーの記事一覧 - カスタム/CUSTOM/でいこう😎 さて、ここまでEOS R3についての自分の思いをかなり語ってきましたので、今回は「中締め」的な観点で、「MarkⅡ」について考えていきます。 というか、この「EOS R3」に関し…

ニコ爺たちがやたらREDを持ち上げているのだが、REDは技術力なんてないし、大した会社じゃない。 そもそも私の印象としては、圧縮Rawという何ら新規性のないもので特許ゴロをするカス企業、でしかない。 この特許ゴロ行為のせいでカメラ界全体がだいぶ不利益を被ってきたように思える。 slacknotebook.com RED 社の主張してる特許とは、データ量の少ない赤色と青色の光データを圧縮して保存し、デジタルカメラのセンサ上、必然的に多くなる緑色のデータの値をもとに保存しておいた赤と青色の要素を解凍・デモザイク処理（欠損データの補完）をすることで再構成し、生データに戻すというものです。この手法は …

[雑感]自分のことを「ダメだ...」と思ったときは「納税しているか」「社会保険料を払っているか」「知人からお金を借りていないか」を確認しています。 私は自分のことを「ダメだ...」と思ったときは「納税しているか」「社会保険料を払っているか」「知人からお金を借りていないか」を確認しています。全部クリアしていれば立派なもんです。ダメではないですよ。— ぱやぱやくん (@paya_paya_kun) 2024年7月20日 我が兄は半ば引きこもりになってしまったので「納税しているか」「社会保険料を払っているか」がなくてアレになってしまった。 確かにわたし、いまの生活を続けていたら60の第一定年間近でお…

堅実というか冒険しないというか、単にカメラの進化も完全に頭打ちになったというだけか。デジカメは長く使えなかった時代も終わり、今後は10年以上現役で使うようになるのかもね。 あと2千万画素がプロには適切なんだというけど、単に今時点でのセンサー、画像処理エンジンの性能の限界というだけなのでは？、次機種、次々機種でも2千万画素を続けるなら説得力あるけど、さすがに無いのではないか。というかR5のセンサーをそのままR1に入れ替えて4千万画素30コマのバージョンを発売した方が売れるのではと思ってしまう。 でグローバルシャッターなんて実験機でプロは使えない、というのも数日前のトランプのあれで崩れてしまったの…

先ずは久し振りに機材話しから・・・α１と平行して使用するα９Ⅲも使い始めて約半年となった。初のグローバルシャッターと言う事で持て囃されたα９Ⅲだが、自分としては積層型センサー搭載で極限までブラッシュアップされた、高速機であると共にノイズ耐性に強い高画素機の方が理想のカメラと思うのは今でも変わりない。ストロボ撮影も一切使わないし、α１での普段使いでも歪みもほぼ感じないので、何もグローバルシャッターでなくても自分は良かった。新たなチャレンジの道標を示したα９Ⅲは評価に値するとは思われるが、自分はそれ故に犠牲となった部分が一番の欠点だと今でも思っている。他の機能が有り余ると言っているプロも少なからず…

はじめに フルサイズの積層型CMOSイメージセンサーが登場したのは、SONY α9が初めてだったと思います。今ではα9以外にもニコンZ9やSONY α1の多画素高速読み出しタイプや、SONY α9IIIのグローバルシャッターなど、積層型CMOSイメージセンサーを搭載したカメラが複数発売されています。 今回は、以前からリクエストが多かった現状採用されているラージフォーマットでの3種類の積層型CMOSイメージセンサー方式について、一般的なWEB情報や文献をベースにした知識内で書いてみたいと思います。 部分積層型CMOSイメージセンサー搭載 ニコンZ6III はじめに よくある勘違い 通常の非積層型…

APS-C機のEOS R7を売却し、しばらくはEOSR6Mark2の１台体制となっていたが、やはり飛行機撮影にはAPS-C機が不可欠ということとコンパクトで手軽に持ち歩けるカメラとして、今回Sonyのα6700を導入することにした。 ソニー(SONY) APS-C ミラーレス一眼カメラ α6700 ボディ(レンズなし) ブラック ILCE-6700 ソニー(SONY) Amazon SONY機はこれまで所有しておらず、当然ながらレンズの手持ちもないのでカメラ単体購入ではなく先ずはキットレンズ付きのものにしたが、CANONに比べて比較的安価だったのは大変助かった。キットレンズは18㎜～135㎜ …