最期を迎える場所に「家」を望む人は多い だが現実は「病院」という現状の多い日本 もっと自分らしく 穏やかな最期を 静かにパパちゃんがこの世から旅立っていった 長女も次女も「パパちゃん-」「お父さん・・・」 涙が止まらず体をさすっていた。 私は2階に駆け上がり、主人と子ども達を起こした。 もっと早くに呼んでいれば それだけが悔やまれた 起きてきて呆然とする子ども達 信じられない、という思いだろう 私たちもそうなのだから 次に診療所に電話を入れた。 すぐに医師に診てもらわないといけないと思っていた。 すると看護師さんが出られ 『ご家族でゆっくりとお別れをしてください。 その後のご連絡で大丈夫です。…