ケイビングとは、簡単に言えばCave(洞窟)をing(探検する)と言う意味で、主にスポーツとしての洞窟探検のこと。
アウトドアスポーツとしてのケイビングは、人口設備がない自然のままの洞窟に、ヘルメット、キャップライトなどを身につけ、ザイルやワイヤーバシゴなどを使って入洞します。自然を相手にするロッククライミングやシャワークライミング(沢登り)などと同様に、洞窟内のいろいろなシチュエーションを楽しみます。
普段触れることのない非日常の世界である洞窟には、地底を流れ落ちる滝、地底湖、鍾乳石、氷筍など、そこには洞窟探検をしなければ決して見られない景色が有ります。未知の空間をヘッドライトの明かりひとつで進む時の緊張感と期待感には独特の魅力があります。
日本ではケイビングはまだ耳慣れない言葉ですが、欧米ではスポーツとして登山と肩を並べるほどの人気が有ります。