3月の読書メーター読んだ本の数:21読んだページ数:4425ナイス数:541ビトナ ソウルの空の下での感想ノーベル賞作家ル・クレジオの小説 Bitna, sous le ciel de Séoul (2018)の全訳。物語の舞台は韓国の首都ソウル。登場人物はすべて韓国人という設定だ。残酷さも苦みもたっぷり含んでいるはずなのに、なぜだかとても静かで穏やかで、時折うっとりするような甘みさえ感じさせる物語。こういう物語は、いつも、というわけではないけれど、しっくりぴったりくるときがある。私にとってはどうやら今がそのときのようだった。読了日:03月31日 著者:ル・クレジオふしぎなロシア人形バーバ (…