20 (Fri). May. 2022 日本の学術界において映画研究というジャンルは確立していないと感じられる。特に学士過程で学んんでいる学生にとって映画研究に取り組むことは難しいだろう。 文学部に進学して映画を物語形式の1つとして勉強するか、フェミニズム研究の一環として勉強するか、包括的な研究は何れにしても容易ではない。高校を卒業したばかりの学生が一から自力で全て取り組むにはハードルが高いと言って良い。 まして映画制作を志す学生、詰まり映画の機能と技術を学びたい学生にとっては環境が全く整っていない。繰り返しになるが、学ぶ場としての大学は選択肢として保障されているべきだ。自力でカメラを持って現…