SNSで話題になっていた分厚い単行本だ。言うまでもなく、世界は戦争に満ちている。ロシア・ウクライナの問題は出口が見えない。イスラエルとアメリカがイランに攻撃して、その収束もまだかかりそうだ。 そんな中、東はこの数年さまざまな「観光地」を訪れて、そのレポートと哲学を重ね合わせて書籍を積み重ねてきた。本書は、その中で戦争と平和を考えていくという試みになっている。 左翼とか右翼とか、保守とか革新とかそういうことを抜きにして読むべき本だ。多くの人に手に取ってもらうにはお値段も分厚さも、適切ではないのかもしれない。だが、戦争が間近に迫ってきていると感じられる昨今において、無関心を装うことは難しくなってき…