前回からの続き。 utuutuyasuyasu.hatenablog.com 多木君は何か月と言う単位で入院していたので、もしかしたら大学は休学していたのかもしれない。印象に残っているのは、学校の友人と思われる若い男性が何人か連れだって良く多木君の見舞いに来ていた事だ。 面会エリアは男女共通の談話室(病室に入るのはNG)なので、他患者の面会の光景は同性であっても異性であっても目にする事が出来る。 メンタルの病気、精神科単科病院というと、少し心理的にハードル、抵抗がある人もいると思うのだが、屈託なく笑っている見舞客を見ていると、多木君はいいお友達に恵まれているのだな、と羨ましく見えた。そしてこう…