働くAIと遊ぶ人類とが、静かに交差する2040年の対比の構造(イメージ) 私たちが日々、「オルカンかS&P500か」という、もはや様式美と化した投資論争に興じている間に、国家の産業構造そのものを塗り替えかねない超弩級の未来予測図が、内閣官房「日本成長戦略会議」から静かに提示されていた。 2026年6月24日、第5回の合同会議(経済財政諮問会議・日本成長戦略会議)で公表された「戦略17分野における『主要な製品・技術等』の官民投資ロードマップ」。この資料が示す数字は、率直に言って壮大すぎる。政府は日本の経済安全保障の確保と産業競争力強化に向け、2040年度までに累計で370兆円超という官民投資…