今は亡きアーケードゲーム総合誌。新声社発行。(1986年〜1999年)
誤植が多いことで有名。Wikipediaの「ゲーメスト」項目によれば
長い間、ワープロを使わず手書き原稿であったにも関わらず、電算写植で版下を作成していたせいもあり、誤植が多いことでも有名であった。
創刊当初は再々校を出すなどの時間的余裕もあったため、殆どの誤植は校正段階で修正されていたが、発行スケジュールが徐々に厳しくなり、また、創刊当初からのベテランライターであるVG2メンバーが徐々に抜けていった事もあり、時代が下がるにつれ誤植の数は増加していった。
写植を外部委託しており、写植業者がゲームを知らなかったことも一因だが、ライター達の字が汚かったことと、タイムリミット(原稿進行スケジュール上での締切ではなく、印刷スケジュール上での期限)ぎりぎりで原稿が上がることが多いため、校正が十分に出来ないことが主因である。
最後期はワープロが導入されたので、写植業者の(ゲームに関する知識不足による)勘違いや(正確には殆どがそうとしか読めない汚い字のための)読み間違いによる誤植は減ったが、今度は誤変換・誤入力が多くなる結果となった。
ゲーメストにおける誤植は、下記のように枚挙に暇がなく、いつしか誤植はゲーメストを語る上で欠かせないものになってしまった。編集部側が自虐的にネタにすることもあり、「わざと誤植した所があります。見つけた読者の方にはプレゼント!」という企画を行ったり(結局、誤植が多すぎて正解が埋もれてしまい、もっとも面白い誤植を見つけた読者を当選にするという体たらくに)、原稿チェック担当が誤植の罰を受け、春麗(ストリートファイターII)と小鉄(究極戦隊ダダンダーン)のコスプレをしたり、あげく付録小冊子「ダーメスト」というものまで作っている。
なお、以下に挙げられた誤植の中には、「誤植」ではなく、「誤字」、もしくは、「誤記」と表現すべきものも含まれている。
伝説とも言える誤植には
などがある。