Khodadad Azizi
イランの元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはフォワード。
1971年6月22日生まれ。イラン・マシュハド出身。
身長169cmと小柄ながら、切れ味鋭いドリブル突破や裏に飛び出す巧みな動きでゴールに迫るアタッカー。イラン代表では、アリ・ダエイとのツートップでお馴染みだった。
1996年のAFCアジアカップでは、大会MVPを受賞する活躍でイランは3位に入賞した。同年、AFCアジア年間最優秀選手賞を受賞した。1997年にはFIFAワールドカップ・フランス大会アジア予選突破に貢献。日本とのW杯アジア地区第3代表決定戦の前には、怪我してもいないのに車椅子姿になるパフォーマンスを見せたのは印象的だった。試合ではゴールを決め日本を苦しめたが、最終的にはゴールデンゴールで日本が勝利した(ジョホールバルの歓喜)。また、その後のオーストラリアとの大陸間プレーオフでは2試合ともゴールを挙げる活躍を見せた。1998年FIFAワールドカップ本大会でもグループリーグ3試合に出場した。